10/3/7

■ ふと気付けば、『引火すると大惨事な爆発物を背負って火事場で消火活動』な勤務状況に陥っておりました。
ガラスのハート(笑)をかざして生きてても許されるのは、十代までだと思うのですが…てか、何で自分がそんな存在を背負わされる状況になっているのかが本気で謎です。



■ 十四まで版を重ねている明らかな売れ筋作品なのに、まだ幼稚な誤植が放置されたままな小説の、編集&製作サイドの姿勢に対して感じるかなりの残念感…仕事をして下さいよ仕事を。

■ 知人がオカマ猫(笑)の役をやるというので、早起きして仕事前に観劇に行ったら、終盤まではコミカルな歌劇だったのに、最後が前世紀ネタの問題提起型社会派オチだった上に全滅エンドというゴイス展開で、思わず「客席にいた子供さんのトラウマにならぬだろうか…」と余計な心配をしてしまいました。
少年よ…曲がらずに強く生きろよ(^^;;)
■ あ、知人は立派にオカマ役を務めておりました(笑)が、もし次に会った時にソレ系の仕草が抜けていなかったら、黙って笑顔で張り倒そうと思います。

■ …とかいう微妙なやさぐれ具合だった週末ですが、とてもすごく素敵な贈り物を頂けたので、ソレを眺めたらかなり癒されました。はー、萌え眼福。
やはり二次元の美少女の存在力は偉大ですなぁ<でも『心臓の鼓動数が寿命を決定する』のだとすると、コレで確実に寿命が縮まっているワケですが(笑)

■ (中略)…うん、で、捧げた感謝の気持ちはさておき…不用意な発言で墓穴を掘ったっぽいですか自分は?(^^;;)
「そっか…2次元美少女にも『美人局』ってのが付いてるモンなんだな…」って思いました(笑)
■ ともあれ『対価』に付属してきた『宿題』は面白そうだったので、まぁ自分の『支払能力』の範囲(ごく狭いですが)で、いずれちょっと遊ばせて頂こうかと思っております。

10/3/5〜3/7

■ 『ハルシオン・ランチ/1巻』

ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)

ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)

金も地位も名誉も家庭も、おおよそ『財産』と呼べそうな全てを失ったにわかホームレス男が、その日の食事を得ようと釣り糸を垂らす河原で出会ったのは、不思議なお箸ですべてを平らげる謎の美少女だった。
(以下、感情の赴くままに支離滅裂)
きっ………………たあああああ!!!!!
著者氏のギャグorコメディ作品を待ちわびていた自分ですが、ついに来ましたよギャグコメ作品が! しかも以下続巻のシリーズ! 加えて私的大好物の『おっさんと少女』な組み合わせで! いやもーコレで狂喜乱舞せずにおられようものかと! おられないので踊らにゃソンソン!!
馬鹿馬鹿しい設定とキャラと展開が、投げやりなのに大まじめに、淡々としているくせにムダな能弁さで投げっぱなしに語られてたりボヤかれてたりするワビサビ!(意味不明)…も〜〜〜たまらん!!!
…おちつけ…いや落ち着けぬ!(以下延々と乱舞)
しかも笑いに萌えまで付いてくる、倍率ドンのお得感。
『オート』時のヒヨリの表情のエロさがたまらん! ツッコミ(ブラコン)メタ子の時々ボケ&健気さに萌え! トリエラのナビゲーター憑依時のクールさと剥離時のあどけなさのギャップに萌え! とにかく隙がねぇ! 強いて言うならメガネっ娘さんも欲しい!<ただの個人的嗜好
いやもー色々な意味で込み上げてきますなぁー『イート&オート(てかリバース)』。とにかく早く続きを読みたくてたまらぬのですが、続巻を待つ間に1巻を何度も再読したいと思います。

■ 『ちょっと江戸まで/3巻』
ちょっと江戸まで 第3巻 (花とゆめコミックス)

ちょっと江戸まで 第3巻 (花とゆめコミックス)

力士にライバル(?)に山の人にフランス貴族、国技に運動会に大江戸捜査網にクリスマス…現代へと至る『パラレル江戸時代』は、今巻でもその不思議な魅力で読み手を虜にしてくれます。
一見ただの『なんちゃっておとぎ話』の中、けれど語られるのは現実と変わらぬ仁や義や情や恋、そして迷いだったり涙だったり。それらの中に秘められた熱だったり。
ふんわりとした世界観に和まされつつ、垣間見える意外な視点にワクワクさせられます。次はどんなモチーフが取り上げられるのか…中身の見えない贈り物を待つ時の気分を連想させられる作品ですよ。

■ 『ポケットモンスターSPECIAL/34巻』
ポケットモンスタースペシャル 34 (てんとう虫コミックススペシャル)

ポケットモンスタースペシャル 34 (てんとう虫コミックススペシャル)

3人の間に横たわる『根本的な誤解』…その『事実』を「裏切りだ」と感じ、ダイヤとパールを拒絶したお嬢様。けれど共に過ごした旅の日々と越えた試練、そしてふたりの存在を思い返した時、少し意地っ張りなお嬢様は、自分の正直な気持ちを素直な言葉と態度に表した。
プラチナお嬢様がただの我が儘な箱入り娘ではないことは、これまでの彼女の気高く誠意溢れる言動からも分かっていた事でしたが…それにしても本当に素敵な子だよなぁ。そしてその全幅の信頼に応えるダイヤとパールも。
でもそれゆえにこの素晴らしいトリオは…彼らは自身の心に光る意思と強い決意を貫くために離ればなれにならざるを得ないという展開。
3人の涙には彼らにと共に旅をしてきた読み手の心も揺れますが、同時に、そうまでしてと駆け出した3人の芯の強さに、熱い思いを募らせられもするのです。
そしてそんな読み手を裏切らぬ、目的へ向かいひた走る3人それぞれの姿がまた熱いのですよな〜!
そんな渦中の思いも寄らぬ再会には、感動と同時に伏線回収の技巧も見えて感心ひとしきりで。やっぱ上手いなぁ。
少しずつ明らかになってきたギンガ団の野望も含め、佳境へと向かう物語は更に熱いですよ。

■ 『鉄腕バーディーEVOLUTION/4巻』
鉄腕バーディーEVOLUTION 4 (ビッグコミックス)

鉄腕バーディーEVOLUTION 4 (ビッグコミックス)

アグニケミカル襲撃が一般社会に露見したことで、バーディーとつとむを取り巻く状況が更に逼迫する中、交通事故により入院した小夜香が姿を隠した。
思い悩むつとむだが、そんな『二心一体』のふたりの前に、思いも寄らぬ存在が意外な形で姿を現した。
停滞気味のバーディー&つとむを余所に、彼らを取り巻く状況は刻一刻と変化を見せる。大局の様相を俯瞰的に見せつつ、あくまで主役はふたりなのだと流れを絞る、匙加減が絶妙な視点移動にもどかしさを感じつつも、やはり目が離せないという展開…じらされますわ!
何もかもが意外な存在と化した『彼女』の今後の動向と、それに対するふたりの対応にハラハラドキドキしつつ続巻へ…でもモロモロの要素を鑑みるとあまり明るい未来が浮かばないという…(遠い目)
御都合主義でも何でもいいので、どうにか上手い着地点が見つからぬモノかと、『彼女』の無事を祈っております。