2005/2/17

オヤユビヒメ∞ 3巻/藤枝とおる秋田書店
黒髪ロングのお素敵メガネっ娘なヒロイン、鹿の子ちゃんファンの皆さんに悲しいお知らせがあります。鹿の子ちゃんがあまりにも大胆すぎるイメチェンを敢行した結果、何だか半端な髪型でメガネもない別人キャラになってしまわれました…って、ぎぃ〜やぁ〜〜〜!あああありえねぇ!何だソリャ!?(T皿T)(錯乱)
…と、正直この事によって今後の展開が7割方どうでもよくなってきた己ですが、鹿の子ちゃんを別人にする後押しをした関西弁の当て馬男が持ち込んだ伏線とそのフラれ様は気になるので、次の巻も読もうかと。しかしコイツを振ってくっつく(であろう)相手が、それまで鹿の子ちゃんを(女の子として)大して気にもとめていなかったくせに、髪を切って眼鏡を外した彼女を見たとたんに萌え萌えするような頭の暖かい野郎だというのがまたビミョーにむかつく話で。
…いやもう本当に斜め視点な感想で陳謝。だがコレが本心(^^;;)
ホームメイド 1巻/谷川史子集英社
少々ワケありな家族にまつわる現在と過去の、彼らの少し寂しくとても暖かい気持ちを丹念に拾いながら綴られる物語。読み切りオムニバスの構成が好きなので、この作品はかなりツボです。それにしても、マンガ家な『おかあさん』が描いているという『バイオホラーボーイズラブ(月刊誌連載)』作品の内容が非常に気になりますな。ピラルク養殖って(笑)
併録の『ランデヴー』は、細かいエピソードやシチュエーションは好きなのですが、収束の仕方にちょっと収まりの悪さを覚えてしまったり。再会を予感させる程度で終わった方が余韻があってよかったのではないかと…まぁその辺は私的な趣味ですが。
でもって巻末のエッセイマンガがなにげに大好きです。描き下ろし込みで、著者氏のエッセイマンガだけを纏めた本が出ぬものだろうかなぁと切望。
エア・ギア 9巻/大暮維人講談社
仲間が集ってからの本格的な初バトル『vsベヒーモス戦』がようやく終了。3巻も引っ張った割には間ダレを感じさせないエピソードで面白かったです。でも今巻は締めの流れのためにデタラメなギャグが少なかったのが寂しかったなと。
今巻といえば、蓮ちゃんの薄い胸と細い足とおでことセーラー服で萌え心が満たされましたよ。しかし語尾が「ね」ってのは…まぁ「アルね」じゃないだけマシか(笑)
セリフ回しや設定は文学的なのに、バトルでの決定打は『根性論』とかいう妙なアンバランス感を、ノリと勢いと画力でもって押し進める強引な語り口…でもそういう所が好きなのですよな、この作品は。
魔法先生ネギま! 9巻/赤松健講談社
魔法編から学園編へ。今回は文化祭エピソードでクラスメイトのてこ入れ編?
四葉ちゃんは、ああいう子が恋をしたらどうなるのかなぁと考えるとかなり面白そうなのですが、恐らく本筋でそういったエピソードはなさそう(というか今後メイン筋にからむ事もなさげな…)なのが残念ですね。でもって著者氏の巧みなお約束コンボにまんまとハマり、現在自分の中での茶々丸株が高騰を通り越して沸騰。あの乏しい表情なのに雄弁に語られる感情(を表す動作)がたまらね〜〜〜!!! あと、夕映ちゃんの「私もそう思うです」の表情にも萌えましたな〜。さよちゃんは単体というより和美ちゃんとのコンビ具合が微笑ましく萌えますよ。お〜今回も眼福眼福。
チャオは微妙にクーフェイとハカセの合間的なキャラで、見ていてどうも落ち着かない気持ちに…まぁ今後のエピソードでもう少しキャラが立ったら気にならなくなるのでしょうが。ハカセが科学技師だとすると、彼女は魔法技師なんでしょうかね?
魁!!クロマティ高校 12巻/野中英次講談社
『地底猿帝国』、『メディアミックス揶揄』、そして今巻の『相撲ネタ』。一体著者氏はどこへ行こうというのか…って、まぁ気分次第なんだろうなぁ毎度のごとく(^^;;)
そしてどんどん薄くなる神山の存在とその意義…って、いやコレも最初からあってないようなモノだったしなぁ(^^;;)
今巻の好きネタは『暑い』のシリーズでした。暑い時ってもの凄く馬鹿な事をとてつもなく阿呆な方向に掘り下げて考えたり、冷静だったら思いついて5秒で至る結論を出すのにべらぼうな時間を費やしたりするんだよなぁと。そんなあるある感が妙にツボに入ったり。
マワシくんの話は、小さい子供にしたら本気で信じられちゃうんじゃないかなぁアレ?今度機会があったら兄か友人の子供に試してみようと思います(笑)<待て