御緩漫玉日記 2巻/桜玉吉/エンターブレイン

御緩漫玉日記 (2) (ビームコミックス)1年ぶりの新刊刊行。急性腹膜炎で死線を垣間見たり、ノリと勢いで『奥村勝彦』と改名して謎の『よん様漫画』を描いてみたり、かと思えばハンパにリアルでうっかり「あってもおかしかねーな」の恋愛模様を繰り広げたり、例によって虚実入り交じる漫玉ワールドが炸裂!
…いや、でも『炸裂』とかいう勢いでもないのですよな、この作品は。どちらかというと『破裂』の方が近い?(^^;;)
不思議少女ぱそみちゃん→巨乳メガネっ娘のトクコさんときて、今回のヒロインは脳内彼女の白鳥さん&看護士さん。
『かんごしのしは師ではなく士です(65P)』な看護士さんは、入院患者の大半が心惹かれますよな<いや具体的な証拠はないですが、自分の入院時にもヨロヨロリとトキメキを覚えたもので。弱り切った時に優しくされるとそんなモンなのですよ。チョロいゆうなよ。にゃあにゃあ。
をいをいと思いつつもちょっと続きを読んでみたくなる『よん様漫画』ですが、アレとか看護士エロスな話とかを、多感なお年頃(中1)である玉吉先生の娘さんが読んで「お父さん不潔!」とか思ったりしないだろうかと、ちょっと心配になってしまいました。そんな余計なお世話。
それはそうと、あの『締め切っていたはずの部屋に忽然と出現する虫』というのは自分も何度も体験したのですが、その謎は未だに解けませんな。ワープ能力を備えているとしか思えず。
まぁ、流石に『沢ガニ』までは来ませんでしたが。