06/3/3

■BLEACH 21巻/久保帯人/集英社BLEACH 21 (ジャンプコミックス)
以下、無駄に長い割に全く実のない雑感です。
あたまあったかくてチチのデカい織姫さんが心の底から大好きです。(真顔で)
あのヲトメ炸裂な夢の素敵キャラが、独身男の脳内から生み出されているのかと思うと色々とたまらないカンジですな!(爽やかな笑顔で)
しかしその、マンガでしかありえぬ純粋な『絵に描いた餅』に惹かれる憧れる!<何言ってるんだ自分<いやでもマジでマジで!
松本の「危うくおっぱいこぼれるとこだったじゃないですか」発言は、自分の脳に名言として刻まれました。
この名言だのその誘いだのをあっさりとスルーした日番谷や一護は、凄いのか子供なのか付いてんのかと思いました。そんなボスタフ教徒です<何言って(略)<でもボスタフはボクらの煩悩心の代弁者だよネ(笑)
新キャラの平子はキャラとデザインが妙にツボでした。ですが、今までの自分が好きなキャラのパターンにははまらない彼の何に惹かれたというのかが自分でも今イチ謎です。メガネもかけていないというのに!<そこなのか!
しかしあの立派なむき具合の歯には、矯正器具が付いていた方がデザイン的には面白いのではないかなぁとか思ったり。そんな思いつき。
ストーリーについては、白哉のあの理由は、事前に彼がいかに家督に誇りを抱いているかとか、父母に畏敬の念を感じているかとか、そしてどれだけ緋真(そいや何で死の床についてるんだっけ?)を愛しているかを印象的に描いていないと説得力が出ないものだよなぁと思うのですが。
彼の中に生じていたはずの葛藤が見えないから、ただの『本末転倒なハンパシスコン』に見えてしまうという…あんなやるだけやったあげくに「済まぬ」とか一言で済まされても、ルキアも一護も困るだろうなぁとか(^^;;)
あとは父の日キャンペーン的な『親父祭り』が何だか面白かったです。
で、連載を読んでいないコミックス派の同僚2人から「一護の親父ってこの後どうしたんだ?アレに対して一護は?」と聞かれたので以降の展開をチラっと教えたところ、2人ともしょっぱいようなもどかしい顔になりました。
…まぁ(著者氏が覚えていれば)、あと10巻後頃にはボクらが期待した展開も出てくるんじゃないかなぁ…多分?(適当)
でもって185話の1P目は「やっぱ浦原と夜一さんはデキてるよな!」とか思ったという妄想で。もしくはそうだと面白いなという願望。だが、ソレだと砕蜂オモロかわいそうだ(笑)



■HUNTER×HUNTER 23巻/冨樫義博/集英社HUNTER X HUNTER23 (ジャンプコミックス)
表紙を見た瞬間「印刷事故か!?」と思ってしまいました。
そのようなデザインだとも、時間切れなのかなとも思える著者氏の作風(というかスタンス)は、いいのか悪いのか?(^^;;)<「着彩なんていくらでも外注できるのになぁ」と思うと殊更に
読んだはずの連載分を程良く忘れた頃にコミックスが出るので(そしてラフ画だった所にペンが入っているので)新鮮な気持ちで読めます。そしてまとめて読み直すと、やっぱり面白いし。
人ではないメレオロンに人間性を感じるゴンと、人であるゴンの中に怪物性を感じるメレオロン。「境なんて、あってねェようなもんさ」というメレオロンの言葉が印象的でした。
それ以上に、「遠慮なく倒せる」辺りのゴンの目付きがマ○メロ様の目を見た時に感じる虚無をたたえていたのが印象的でしたが。
口でいかに愛を謳っていたとしても、だが「それは自己の存在を支える拠り所には含まれていない」とでもいうようなアレ(笑)
王とアカズの少女の軍儀勝負に関しては、非常に心震わせられるのですが、何だかそれを表す言葉が上手いこと纏まらないという…以降のコミックス未収録分の展開も併せるとぼんやりとは浮かぶのですが、今は保留で。