06/3/27

瀬戸の花嫁 9 (ガンガン WING コミックス)■瀬戸の花嫁 9巻/木村太郎/スクウェア・エニックス
燦の存在が薄まっていく一方、新たなる刺客というか、怪人というか、怪人魚というか…恐かわいい久米田系キャラ『サーたん』が登場。ナニゲに好みな彼女ですが、海草で天井に逆さ吊るされるのはちょっと…。
でもってvs不良話のオチに至る流れは『女○の教室』だよなとか。アレはやはり人心掌握(ある種の洗脳手法)の王道パターンなのでしょうかね。
40話のベタネタの絶妙なコンボ(あざとい読者サービス付き)がツボでしたが、段ボールの中身が晒される恐怖は筆舌にし難く…(遠い目)
あとベストコンビの2位。いや、確かに政さんがらみのネタ(というかリアクション芸)は面白いのですが、ソレ以外の理由であのコンビを選んだ人はいたのかなぁという疑問が…どうなのでしょうね読者層?
今巻ほとんど出番のなかった巻と委員長と巡が、このまま著者氏に忘れ去られないかが心配ですが、何はともあれ先ずは燦のヒロインとしての復権をどうにか!(^^;;)



暴れん坊本屋さん(2) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)■暴れん坊本屋さん 2巻/久世番子/新書館
マンガ家と書店員を兼業する著者氏のエッセイコミック。
買う際に顔見知りの店員さんが「コレ面白いですよね!」と眩しい笑顔でおっしゃったので、「自分も本屋で働いた時期があるのでよく分かります!」と輝く笑顔で返しました。心が繋がった気がしました。
そんなカンジで、『全国の書店員が絶賛・共感・阿鼻叫喚』という帯文句に偽りナシ。もちろん、書店員でない方にもお楽しみ頂ける面白さです。
「そいや花粉症で過敏になっているこの時期に、終日書店で働いていると紙チップにも反応してクシャミと鼻水が止まらなくなったっけなぁ…」と思い出しました。
あと、客がどんな本を買おうと興味はなかったのですが、隠されると逆に気になったりしたなとか<しかし客側となった現在、行きつけの書店には顔見知りの店員さんが増えてしまったため、あまりアレでナニな本はその店では買わぬようにしていたり…いやぁ何だか気まずくてネ(^^;;)
ちなみに自分も(作中のお客ほどのこだわりではありませんが)本を買う時は、緊縛痕に注意しながら山を崩さないように下から取っていたりします。だってヲタだから<ネット通販だと検品ができないので、本は書店で買うようにしています

豪放ライラック (4) (Gum comics)■豪放ライラック 4巻/桑田乃梨子/ワニブックス
ドラマCD付きの初回限定版も出ましたが、きっと声優さんの演技が上手ければ上手いほど、りらに腹が立つだろうと思ったので、通常版を購入しました(笑)
というカンジで、相変わらずりらへの苛立ち6割に耐えつつ話の面白さ4割で読んでいる作品なのですが、気のせいか以前ほどにはりらの軽挙妄動に腹が立たなくなってきたような?<6:4が5:5程度には
コレはりらが少し大人になったのか、あるいは自分が少し大人になったのか?<いい歳をして何を言っているのだ自分は?
クールかつ的確にりらをいなす蔦ちゃんの活躍と、相変わらず苦労人な石蕗先輩の新入生時代に萌え。桑田漫画的に、石蕗先輩はきっと何だかんだで是枝とくっつくのだろうなぁ(本編では無理でも、おまけマンガとかで)とか思うのですが、如何?