06/6/19
■天上天下 15巻／大暮維人／集英社
宗魄まさかの斬首から、因縁の源流を辿って舞台は一気に戦国時代へ。
雑誌で読んだ時には「何かまた唐突な展開に…」と苦笑していたのですが、コミックスでまとめて読むと本筋よりもむしろこっちの方が面白いなぁと。荒唐無稽を魅惑的にえがき出せる画力はやはり凄いですよ。つーか愛文に魂を掴まれたというか抜かれたというか…猛烈に好みでどうしよう！＜どうもしませんが（笑）
著者氏の描く戦国伝奇マンガを読んでみたくなりました。
■ラバーズ７ 5巻／犬上すくね／小学館つ、ついにあのスーちゃんまでもが陥落したっ!? 恐るべし天然純情魔性系女子高生なつき！
そしてその母も罪作りであったという、なつき母とオーナーの、（主にオーナーだけが）甘酸っぱいエピソードが公開。
青春の1周目を母に、更にはその後の周回遅れな青春を娘に捧げ…頑張れオーナー！歳の差が何だ！僕らの夢を背負って闘ってくれ〜！（T▽T）
■コイネコ 2巻／真島悦也／小学館美少女がネコでミミでシッポで一途！仏頂面気味でクールなのに大胆なアプローチ！でもお付き合いは健全！だってふたりは中1だから！あっま〜い！たまらん！ナオちゃん最高！＜何このノリ
好きな相手のことを知りたくなるのは自然な気持ちで、でもその相手が『正体は猫です』となると、『知りたいこと』の内容もなかなか複雑であり…。
ナオの『飼い主』の話は、踏み込むと『何故、ナオが人間の姿になれるのか』という秘密にも触れることになるのかな？その辺りは読み手としても気になる所ですが、それがふたりを傷付けるようなものでないことを祈るばかりです。
