06/10/22

サタニスター (1) (ぶんか社コミックス)■サタニスター 1巻/三家本礼/ぶんか社
いじめに悩むいづみが訪れたおんぼろ教会にいたのは、「汝の敵を許せ…ただし相手を地獄に落としてから」とメリケンサックを差し出す豪放磊落なシスター。
彼女は『サタニスター』。悪魔に魂を貸して得た力で特殊殺人鬼を狩る、悪魔寄りのシスターだった。
ゾンビ屋れい子』でおなじみの著者氏の新作は、型破りなシスターと、もはや怪人と化した殺人鬼たちが繰り広げる、奇想天外バイオレンスアクションバトル…というか、『万国ビックリフリークスによる天下一武道会』。基本路線は『ゾンビ屋』と似たカンジなので、あのノリにハマった人は安心して即買いOKかと。
サタニスターのライバルであるバルキリーがかなりカッ飛んだ素敵キャラで、登場早々に百合川やキュエーン(笑)に引けを取らぬ悪ヒロインっぷりを発揮しております。
ヒーローである所のサタニスターは、現段階ではバルキリーインパクトに少々押され気味っぽいですが、一般人いづみちゃんとの絡みや、新たに仲間を得ることで更なる魅力が引き出されるキャラだと思うので、今後の展開に大いに期待しております。



君と僕。 (3) (ガンガンコミックス (0688))■君と僕 3巻/堀田きいち/スクウェア・エニックス
女の子に告白された悠太の挙動に興味津々だったり、文化祭でてんてこまいだったり。そんな相も変わらずてんやわんやの日々を送る5人組の前に、ついにあの小悪魔が現れた!?
傍若無人王子・あきらが大人になって登場。だがその中身は恐ろしい程変わらないなぁと苦笑したり、「それでこそ」と安堵もしたり。しかしどうやって生きているのだろうかなぁ彼は?社会人として働く姿が想像できません。こーちゃんに養われていると言われても(むしろその方が)スッキリ納得できそうな(笑)