特殊人員募集@嘘喰い


コレの踏襲。もしくは『立会人に女性キャラが増えるといいよね?』なネタ。
少ない読み手を更にふるいにかけるネタで陳謝。



■ UP時はもう木曜朝なので、今週のアレ感想。
■ いや…確かに「待ってました!」な展開なのですが、そんないきなり1D20どころか1D100レベルの『生死判定(セービングスロー)』に持っていかれても…加えてこの引きで来週は合併号休みって…先生ぇ〜〜〜www
■ そいや息子、勝負の結果にゴネませんでしたね。単にハメられたコトに気付いていないのか、どちらにせよ彼は損をしない(という設定の)条件なので、そこであえて勝負に拘泥するほど子供ではない(あるいは子供だと思われるのを恥とするプライドを守るためにスルーした)という話なのか。
しかし『賭郎会員権』に興味は示してもさほど執心していない所を見ると、息子はその真価を、ひいては『賭郎』という存在について重要な情報は得ていないということなのでしょうかね。
てか、息子がどの程度『賭郎』について知っていたのかも謎のままだよなぁ…『都市伝説の、実在する元ネタ』程度の認識だったのだろうか?
■ とりあえず、後述の話にも関わるので『証拠品』の話。
勝負に勝ち『証拠品』を入手した梶ちゃんを前にして、作戦を『失敗』と評したカール。コレはやはり、あの『証拠品』が『それ単体では犯人特定に至らぬ』という点で、『それのみを入手しても無意味』といった意味で『失敗』なのでしょうかね? それとも他に意味があっての発言なのか…うーん、何か読み損ねているのか自分は?
あと、梶ちゃんは事前にどこまでを考えてあの勝負に出たのかという疑問が。そして得た『証拠品』に対してどのような利用法を考慮しているものか…この先に彼の『伏せカード』(真意)が明かされて、一見浅慮に見えていた彼の言動が全て「梶ちゃんゴイス!」な方向へ振り変わったりするのだろうかなぁ?
■ 蘭子の真の意図が明らかになり、訪問者双方の手段と目的が明確になりました。滑骨は恐喝、蘭子は乗っ取りによって、羽山父の資産を奪うこと。
退路を明確に断たれた羽山父が選択できる究極二択は、現状維持で徐々に骨まですすられ生きる屍になるか、地位と財産を引き替えに全てを清算して社会的敗者となるか…どちらも酷いなぁ(まぁ因果応報ですが)
ん〜、あの蘭子を相手に条件提示と譲歩ラインを上手く設定できるだけの才覚と度胸があるならば、ある程度の資産を保ったままリタイアできる可能性がある後者と取引した方がマシそうですが、父のあの存外凡庸な優柔不断さを見ると(あと、どの程度息子を愛しているかと、その愛情の方向次第では)、このままなら流されて前者をチョイスしてしまいそうな?
■ しかし取引(つーか双方恫喝ですが)の前に、そのための『手札』ですが、滑骨が証拠品(耳以外にも持ってそうだよなぁ。犯行の録画とかがあればベスト)を手にしているのに対し、蘭子は状況証拠(情報)しか持っていないのですよな。まぁレオが滑骨から証拠品をぶんどる選択もアリだと思うのですが、そう簡単にはいかなそうな上、『証拠品』(だがソレ単体では犯人断定には至らない)を所持しているだけでは、梶ちゃんと同じで決定打に欠けるよなと<この点でも滑骨の方が『共犯者』という有利な手札(返せば諸刃ですが)を持っているのですよな
…というワケで、『何はともあれ当事者である息子を確保すべし』という流れであのオチなんですかね?
■ 梶ちゃんの目的(『真犯人の告発』と『公の法による断罪』…だよな。でないと自身の無罪(無実)を確立(立証)できないから)を考えると、明らかに蘭子に協力(彼の器量では『利用』はできないよな…)する方がいいワケですが、一連の経緯も、蘭子と滑骨の目的や立ち位置も知らない上にあの展開では、もうソレどころじゃないよなぁと(^^;;)
しかも、何やかんやで蘭子と共闘することができたとしても、もし蘭子が羽山父と『あらゆる権利を放棄して退任するのと引き替えに、息子の犯罪については黙秘する』とかいう条件で取り引きしちゃった場合、梶ちゃんの目的は果たされないのですよな。なので信用はできぬというか。
まぁ上記のは可能性の話ですが、その真の目的(と滑骨が語った『乗っ取り計画者が取るであろう手段』)が明らかになった現況だと、以前羽山父に対して切った蘭子の啖呵も、それが彼女本来の『信念』ではなく『詭弁』であった可能性も生じてきますしなぁ<いや、全く嘘ではないかもしれませんが、それを利潤と天秤にかけた時、彼女がどちらを取るかは定かでないな、と。
■ ともあれ、まだ死んではいない(と思う。てかここで死なれてもw)梶ちゃんが、この不意打ち状況からどう場を読んで情報を引き出し、吟味したそれを元に策を立てて上手く立ち回れるかにより、彼の『作戦』の真の是非が決せられようかと思います。
つーか梶ちゃんが突入前に言ってた『身を守る術を備えている』って、あの脇に吊った(レオ曰わく)『銃』のことなんですかね? もしソレだけだとしたら、この段に(しかもあの相手に)至ってはもう通用しなさそうだしなぁ。
もう賭郎勝負に持ち込むしか目がなさそうですが、どの条件でどうやってソレをお膳立てできるモノか…。
ここで伽羅が出てきてちょいと暴れてくれれば諸々全てに速攻で片が付きそうですが、それではちっとも面白くないので、梶ちゃんには自力でもうひと(ふた、み、よ…でも足りないな…えーとにかくかなり)頑張りして頂きたいモノです。
■ …って、我ながら所詮無責任な外様の煽りで神目線の言い草だよなぁ。
まぁソレが『作外に在る読み手』の特権ではあるのでしょうが、同時に、ゲームマスターを気取った門倉が斑目さんの策により失墜したように、傲慢で浅慮な自分の認識が著者氏のえがき出す梶ちゃんの活躍によってヘシ折られるのを楽しみにしている気持ちもあるのです。
というか、それこそが自分がこの作品に感じている魅力のひとつなのだよなと。

■ あ〜…ソリャそうと。
自分でも、「コレ(無駄に長い)を読んでる人っているのだろうか?」と思い始めましたよ、最近。<ようやくか!
まぁ正直、『備忘』と言いつつ自分でもあまり見返しませんしなぁ。
だって、長いから。(意味ねーなー)
まー酔っぱらいの独り言ってのは、そんなもんだよな〜……… OK!(遁走)