(省略)まだらめサイズ@嘘喰い


ももえサイズ 完全版 Aパーツ (DNAメディアコミックス)■ 『ももえサイズ』的に、『嘘を喰った相手の存在を肩代わり』。
『死神』とかいう形容を見て真っ先に連想したのがコレでした(笑)
■ 「見てみたいが多分誰も描いてくれないだろうので、仕方ないので自分で描く」というのを繰り返してると、『自分にだけしか需要のないモノばかり量産してしまう(しかも、自作だと望むほどには面白く感じられない)』という、考えるまでもない問題が生じるよなぁと嘆息(^^;;)



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の195話感想。
■ 「ちゃんみだのカッチョイイとこ見てみたい!」という、読者の期待を裏切らぬスタイリッシュ暴展開。しかし『程々に実力がある格下相手』とのバトルは、殺し合いと言うより完成された殺陣を見ているような気になるなと。
というワケで、『命(タマ)の奪い合い』になるガチバトルは来週のお楽しみで?<まさかアレで終わりゃしないだろうて…。
■ つーか殺人事件の『取り立て』はクッシー(行方不明)の仕事かよ!(爆死)
てか『フリーの立会人』として呼ばれてこなした仕事だったのでしょうかね? 何にせよアレに案件を振ったヤツ…後で管理責任を問われそうだよなぁ(笑)
■ んで巳虎は能輪壱號(以下、能輪と記述)の孫ですか。つーコトは能輪には嫁や子供がいるorいたワケで…どんなんかが微妙に想像できないのですが、激しく面白そうなので巻末外伝とかで『能輪家の人々』とかやってくれないでしょうかねぇ。
あと、巳虎の親も立会人なのかどうか?

■ さて、『お屋形様、立会人が在るべき姿をかく語りき』の巻き。
自身が『立会人』という存在に対し望む『本質的在り様』を、『賭郎』を率いる長として端的に語ったその言葉と表情…シビれましたわ。
…が、その凛々しい姿に感服しつつ「何かを思い出すんだよなぁ、この無駄に長いアホ毛(前髪のアレ)…ああ、今週のむろみさんで見たリュウグウノツカイだ!(笑)」とか思っていました。いや、マジで似てるってアレ(ちなみに実物だとこんなん
…すみません、話が逸れました(^^;;)

■ そんなお屋形様が語った『立会人の定義』。
[ 巳虎 ] ←→ [ 能輪 ] ←→ [ 判事(お屋形様) ] という通話具合(だったかと察するのですが)とすると、お屋形様が語った『理念』は能輪経由で巳虎にも伝わっているのではなかろうかと思うのですが…その割に、現状はどうもソレとは乖離しているような印象を覚えます。
■ 巳虎の行動の『大義名分』については登場時の口上により明確にされているのですが、その際に彼が口にした『(放映を「あってはならないもの」とした、賭郎の)内部』とやらの『実像』は、限りなく曖昧だよなと。
また巳虎は「命令を受けて」などとは口にしておらず、ただ「判断は決まった」とだけ言っていますが…では、その『判断』とやらは、一体誰がしたものなのか?
■ 今週の話を見ると、壱號立会人である能輪は斑目さんの賭郎勝負への阻止行為に否定的な台詞を口にしており、また、お屋形様も(そして暗黙のうちに追従する形で参號の判事も)、(立会人の仕事が阻止されるようなことは)「あってはならない」と発言しています<まぁコレは阻止行為そのものへのとがめ立てではなく、立会人自体の在り様として『どのような相手が妨害しようとも、立場と職務を完遂せねばならぬ』という意のコメントですが。
■ では、明確に『内部の上層』である3人が難色を示している『放映阻止』に対して是の意思を持つ『(賭郎)内部』とやらは一体何なのだろうかと?
その点に関する、明確な『命令系統とそれを下す上位存在』がはっきり描写されていないため、『放映阻止は巳虎の狂言説』が疑われるワケですよな。
■ まぁその辺りは物語が進行すればじきに明らかになるのでしょうが、前述の『お屋形様の言葉』を巳虎がどのように受け取ったのか(というか、彼がお屋形様を『自分にとってどのような存在と位置付けているか』)次第で、現在の彼の言動の意味が変わってくるよなぁという気がします。
まぁ、気がするだけですが。
そもそも本当にお屋形様の有難い言葉が伝わっているかが謎だし(笑)
■ 果たして巳虎は、本当に(どこにあるのか判然とせぬ)『組織の総意』を体現する者として任務を全うしているだけなのか。それとも自分の利欲や虚栄を満たすために状況を利用しているに過ぎないのか。もしくは組織への盲目的な崇拝による暴走なのか。
また、あるいは…お屋形様が「そう在るべきもの」と語った『立会人の定義』を、「成されるべきものだ」と解釈し、それを暗黙のうちに弥鱈に問うための行為なのか。
■ …いや最後のは穿ちすぎでしょうが、実際の所、現段階で明らかになっている情報からはまだ、斑目さんの思惑も含めてこの『放映阻止イベント』の『落とし所』がどこになるのかは見えてこないよなぁと。
まぁこういった公開情報の少ない段階でアレコレ考えられるのも、この作品の面白味のひとつだと思うので、今はソレを楽しんでおこうかと。
■ そして、『後付けされる情報の形によっては、提示されていた現象のすべてが全くの異相を露わにする』というのが魅力の作品なので、今回もまた痛快な反転や大転回を期待しておりますよ。
ソレによって、登場時のやりたい放題具合により少なからず読み手に拒否反応を喚起させた巳虎の印象とかも変わりますかね?<ちなみに個人的には、(マンガのキャラとしては)あーいうタイプは結構好きですが(笑)

■ ソリャそうと、ゴルフの次はビリヤードですか…どんだけ仲が良いんだかなぁお屋形様と判事は(笑)<でもお屋形様は、『お遊び』の相手(別称=被害者)はたくさんいても、『普通の遊び相手』とかいなさそうだもんなぁ。
…って、ソリャ斑目さんもそうか(笑)<梶ちゃんは?<『梶ちゃんと』ではなく『梶ちゃんで』遊んでそーだしな?