10/8/16〜8/21

■ 冊数ハンパないし時間もない(まだまだ未読本が…)のでザックリと。
てかリンク貼ろうとして、うみねこEp2の4巻を買いそびれていると気付いた!



■ 『パラドクス・ブルー/4巻』
パラドクス・ブルー(4) (ブレイドコミックス)

パラドクス・ブルー(4) (ブレイドコミックス)

パーティー全滅でまさかの2周目…どころか、実際何周目なのか分かったモンじゃないよなコレ? 以降の『追加要素で分岐ルート選択の旨味を活かした多次元構造展開』を楽しみにしております。

■ 『人形宮廷楽団/5巻』
人形宮廷楽団 第5巻 (花とゆめCOMICS)

人形宮廷楽団 第5巻 (花とゆめCOMICS)

圧縮展開で設定を消化しつつ、いつもの著者氏作品のノリで終幕。
気になっていたコーディエに対する救済の技法は、定番だがまぁ妥当だったかなぁと予定調和的に納得。
併録された作品は、コミックス1冊分の分量でやれば丁度よかったのではないかと…あちらもこちらも、余剰な設定を削って心理描写に余裕を持たせて人物を語るか、あるいはそれらを切り捨て設定特化でもう一段階上の視点による完全な客観描写で世界観をえがくかしたら、もっと面白くなったのではないかなぁと思ったり。

■ 『さよなら絶望先生/22巻』
さよなら絶望先生(22) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(22) (講談社コミックス)

『奴隷の鎖自慢』はヲタのアイデンティティ!<て言い切るのもなぁ…
幼少時はハルチリで、成長後(現在)はチリハルチリだといいなぁという、個人趣味の脳内カップリングです。そろそろ誰かが同人誌を作ってくれると信じたい!<ひょっとしてもうあったりするか?

■ 『うみねこのなく頃に Episode X/1巻』ひぐらしうみねこをリミックス展開する、限りなく同人誌的企画の作品…てか、TM作品でソレをやってる同人誌(ゴイスクオリティ)を思い出したり。
作画的には不満はないのですが(女子かわいいし!)、マンガとしては表現が激しく微妙というか紙芝居的だなぁと思ったり…いやまぁ同人作品をこの値段で観賞できていると考えれば十分満足なのですが(…ってのも甚だ失礼ですが、正直に言ってみました)

■ 『ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編/6巻』
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 6 (Gファンタジーコミックス)

ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 6 (Gファンタジーコミックス)

完結。魅音の最後は何度見ても切ない…いやアレこそがリアルな反応でしょうけれども、そりゃネタにもなろうよと(^^;;)
巻を追うごとに進化された著者氏の描写力は素晴らしかったです。

■ 『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編/4、5巻』あまりに強固で絶望的な悲運を打ち破るのに必要な駒…いや、人である『仲間』たちが、各々に覚悟を携えて盤上へと集った。うあー…何度見てもこの辺りの展開は熱いよなぁ! でもってこの先は更に熱いんだじぇ!
とかいう『仲間』の模様だけでなく、『敵』である鷹野のビジュアル&心理の描写もまた熱く切なくえがかれているのが素敵なのですよなー。
でもって著者氏の描く羽生が超絶に萌えてたまりません。あうあう。
次巻、ついに最終決戦。決着まではまだ間がありそうですが、それぞれの万感の想いのこもる渾身の戦いを思うと、今から胸が躍りますよ。

■ 『うみねこのなく頃に Episode3/2巻』マンガ版のお師匠&魔法大戦が、猛烈に萌え&燃えの巻。あと、屈辱極まる表情で姉妹に懇願させられるルシファーの姿で更に萌え(笑)
シリーズを様々な作家氏がえがかれていて、そのどれもが素晴らしいのですが、物語をよりドラマティックに魅せる絵的な劇的描写のセンスについては、この著者氏が一番洗練されている気がします。

■ 『うみねこのなく頃に Episode4/2巻』縁寿とマモンのやりとりが、もーどこを見てもマジ心底萌え泣けるつーかもぉぉぉ!!!<落ち着け
しかし、だからこそ、この後の展開を思うとマジで涙が…orz
あと、『どっきゅんベアト』に超惚れつつ笑い死ねました。素晴らしい仕事です。
Ep6(特に終盤)は、著者氏の絵で見てみたかったなぁ。
著者氏の描く女子の激しい愛らしさには萌え死ねますが、ソレは単に絵が可愛いというだけではなく、その内面描写を如実に表現する表情や仕草に掴まれるというか…画の構成や巻末ネタも含めて、著者氏のセンスの良さはピカイチだよなと!
このエピソードの担当を著者氏に推した編集サイド、超グッジョブ!

■ 『機動戦士ガンダムOO in those days』キャラクター原案を担当した著者氏によるオリジナルエピソードな作品集。
限りなく同人的でありながらも公式。しかし良い意味で、やはり同人的。
てか正直、人間ドラマ部分としては本編以上に面白かったなぁと。もうコレをまんまOVAとかでやってくれたら買いますよ自分。
あと、インナースペースでのティエリアとリジェネのやりとり(と関係性)が、とても著者氏らしいアプローチだなぁと思ったよという私的メモ。

■ 『機動戦士ガンダムさん/6巻』私的にお笑い編はイマイチですが、『ガンダム創生』は今回も熱かった!
早く続きが読みたいちうか…懐かしいなぁアニメック(笑)

■ 『鋼の錬金術師/26巻』
鋼の錬金術師 26 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 26 (ガンガンコミックス)

錬金戦隊ヒトバシラー(このネーミングセンスが凄いつーか、このネタを著者氏自らがやっちゃうあたりが超越してるつーか…)の奮戦も素晴らしいですが、ブラッドレイとスカーが各々の存在(在り様)をかけた死闘が熱過ぎました。去った者も残った者も、どちらもが生きて、生き抜いていたなぁ…。
そしてまさかのキンブリー。現実の映画賞のように助演男優賞があるならば、ソレは彼のものだと断言できる圧倒的な存在感。あの特異なキャラをブレなくえがき切った著者氏の表現力は素晴らしいなぁと、改めて感服させられました。
…とかいう感動の果てに、巻末の『ひとでなし』ネタで超爆笑。言われてみれば確かにヒデぇなアリャwww