連載分感想(276話)

■ 今週のYJ掲載『嘘喰い/276話』の感想。
■ 『コインの幅寄せゲーム(改訂前)』は、『先手が10マス側で5マス移動(すると、10マスと5マス両ラインで、コイン間のマス目が同一になる)→その後は相手が何マス動かしても、間隔が同じになるよう合わせて移動させる』というのが必勝法でした。
■ で、前の感想で『改訂前のルール(マスをいくつでも進める)だと『先に接触した方が必ず負ける』(ので先行は勝てない)と思う』とか書いてたのですが、理由はともかく結果が逆だよ自分www 負けるのは後攻だよ後攻www orz
■ 改訂後のゲームは、『取ったコーヒーフレッシュに刻まれている数』で移動するので、『ランダムになる』建前なワケですが、城道は当然のように『任意に引く数を選べる』イカサマをしているようですな。タネは分かりませんが。<でもコレ、手持ちのコーヒーフレッシュに欲しい数がなかったらアウトな気が?
■ 対する蜂屋の『フタの柄から番号を読む』という究極のガン牌看破行為。
切り離す前の容器がどうなっているか分からないのでアレですが、確かにいくつかの数には特徴的なパターンは生じそうなモノの、99パターン全てにきっちり分かれたりはしないのではなかろかと?
でも逆に、もし本当に99パターンのサンプルがあったら、「お屋形様(蜂屋)なら判別出来そうだよな(笑)」と思ってしまいますよな。



■ しかし今週、ゲームの必勝パターン以上に驚いたのは、『蜂屋の賭け金の出所』の方でした。
や〜『賭け金の出所』については先週ちらっと(主にネタ的に)気にしていたのですが、よもや『押収した洗浄待ちの金』をそのまま流用していようとは!
いやホント、見た瞬間驚きを通り越してむしろ吹き出しましたよ。<その後の城道による混乱極まるひとりボケツッコミの様子がまた秀逸過ぎ。「大事そうに抱えるな今さら!!」で腹筋にダメージが…。
■ 業務の不履行が(恐らくは)死の制裁に直結するという城道の『弱味』を突き、それを利用し情報を引き出そうという見事な目論見…というかこの流れが痺れました。
しかし店長…あの金はどのみちいずれ官吏か裏組織からボッシュートされるのだろうなと思うと、「早まってうまい棒大人買いするなよwww」と祈らずにはおられませんな。

■ この先は多分、蜂屋(記憶を無くしたお屋形様)が『わらしべ長者』的に(あるいは『おつかいクエスト』的に)渡ってゆく流れになる気がするのですが、最後に辿り着く先は果たして『賭郎』なのか、それとも…。
まぁこの『お屋形様の大冒険(わらorひのきのぼうからスタート)』も十二分に面白いので、しばらくはこのまま斑目さんナシでも楽しめそうで嬉しいです。<いや、斑目さんがいないのが嬉しいというのではありませんよ!(笑)