2004/7/5

ガッチャガチャ 4巻／橘裕／白泉社
新刊が出る度（そしてふと思い出した時に）つい1巻から読み返してしまう魔性の作品…恐ろしいまでの萌えと面白さです。
心根は清らかなれど、少々（？）大らか過ぎて『ダメな男』に引っかかりがちなヒロイン有里が、ようやく掴んだ（過去の経緯から比較すると）真っ当な恋…まぁ掴んだ男も厄介な過去の恋を引きずっている面倒な男で、ダイレクトにハッピーというワケでもなく問題点は多々あるモノの、それなりに幸せそうな有里を見ながら「良かったね〜」と思う反面、少々物足りなくもあるというのが正直な感想。そう…君は不遇の中で（そしてソレをモノともせぬ明るさと健気さを発揮する事で）輝きを発するキャラクター（笑）
…というワケで、今巻ラストのどんでん返しエピソードにはかなり燃えさせられました。加えて素子には、問題の姉以外にも母親にも謎がありげな（しかもまだ匂わせているだけで具体的なエピソードが描かれていない）ので、今後の展開が非常にが更に非常に楽しみです。
まぁその辺のメイン筋もさておき、今巻は『下唇ポッテリの見た目可愛く中身古風な娘さん（なおかつおステッキ〜なメガネっ娘で脚線美！）』な八木先輩や、『恋は力業』で一匹狼な亜紀さんなどの、ちょっと出にも係わらず、いい立ち具合の脇キャラの娘さんズに激しく萌えを感じさせらました。彼女らの外伝なども読んでみたいなと激しく切望。あと、相変わらず花田さんがいい人過ぎて涙が〜！平尾よ…彼女にしろ！（T▽T）
でもって物語のキーパーソンである素子の挙動。「面白ければ」と言いつつかき回し、「お前は保険」と言いながら平尾をたきつけつつ、それでも有里が傷つく事は絶対にさせまいと、有里を幸せにするべく奔走する姿が萌えるのですよ（遊園地の耳ふさぎとか！）…いい！（T▽T）
でもって関根…貴様は女として生まれ変わって来い…男でその激萌え容姿と仕草は許し難い…。