2005/2/25

CYNTHIA THE MISSION 1巻/高遠るい/一賽社
『まとちゃん』見たさに買い始めたWARD誌で読んで、「面白い…が、ここまでに至る経緯が分からない!(T▽T)」と嘆いていた作品がコミックス化されました。やった!
九龍の暗殺者、二重人格の殺人代行人、必殺の喧嘩番長、邪眼使いの教師…とかいう登場人物(全て少女&女性)達によるバトルをえがく、『暴力少女群像劇』。あまりにシビア過ぎて、逆説的にコメディのようにすら感じられる状況での、割とデタラメ系な能力や技の応酬。ステレオタイプながらも魅力的な各自のキャラクター性と、それにマッチしたそれぞれの『闘争美学』。そしてそれらを効果的に魅せる画面構成。こ〜れがカッコいいのですよ。
現在、雑誌で展開中の話を見ると、コミックス収録の(経過)エピソードも上手い具合に活用されていて、その伏線の張り具合がまたハマるというか、激しく燃えるのですよな。いいわコレ。
少々現実離れしたバトル系や、『武闘派小娘』なキャラが好きな向きにはオススメしたい作品です。
…しかしシンシアのデフォルメ姿は、どう見ても『バカ姉弟(@安達哲)』の『おねい』だよなぁと(笑) そして先生は14歳時の姿の方が萌えますよ…でも、もうおっきくなっちゃったからネ…(T▽T)