2005/9/2

DEATH NOTE (8) (ジャンプ・コミックス)DEATH NOTE 8巻/原作:大場つぐみ・漫画:小畑健集英社
雑誌掲載時に、ニアから現在のL(自分)を無能扱いされてマジ切れ→むしろ無能と思われていた方都合がいい…とかいう月の思考の流れに、「友達とゲームで対戦して負けたら、「今のは練習で次から本番!」とか言い訳してる小学生みたいだなぁ」と思っていたワケですが、後日、その後の月の「やはり世界トップの探偵はLだ」という心の流れに対し、『月の初代Lに対する執着(撞着)』という解釈を付加した同人誌を読んで、「ああ、そういう見方もできるのか」と感心した事を思い出し。
『HOW TO USE』は、巻を追うごとに増えて結構な数になってきましたね。
マンガ内の『ルール設定』という要素は、先に提示しておいた条件をいかにかいくぐるのかの手法描写が面白いものだと思うのですが、最近のデスノでは、単に『展開の整合性に強制力を持たせるべく後付けされる補修的道具』としてばかり活用されている気がするのが、ちょっとつまらないなぁとか。



アイシールド21 15 (ジャンプコミックス)アイシールド21 15巻/原作:稲垣理一郎・漫画:村田雄介集英社
巨神は意識もこころざしも高い良いチームだったな…と改めて感じた、筧や水町と小判鮫先輩の会話。そういうチームを泥門チームが一人一人の、そして団体としても真っ直ぐな姿勢で破る展開が、この作品に感じる爽快さの一因なのだろうなと思い。
運動会エピソードは、まもり姉ちゃん&雪光先輩の豹変原因にはイマイチ説得力を感じられませんでしたが、随所のギャグが面白かったのと、何よりもまもり姉ちゃんのマフィアな姐さん的おステキファッション&リアクションを堪能できたので大満足です(笑)
まもり姉ちゃんといえば、本人だけではなく友人のグレードも高いよなぁと…「普通すぎて」って、そんなに可愛かったら普通じゃないよ咲蘭ちゃん!そばかすメガネっ娘でちょいヲタなアコちゃんにも萌えますよ!(笑)
他にも、中学生時代の入試エピソードに加え、カバー裏では小学生時代の愛らしい姿まで見られて、今巻は個人的にはまもり姉ちゃん祭りでした。かわいい!かわいい!

魔人探偵脳噛ネウロ 2 (ジャンプコミックス)魔人探偵 脳噛ネウロ 2巻/松井優征集英社
スーパーで廉価で売っている米(どこかで見たような、パターン化済みの謎や事件)を、地方産の名水(独特な演出)で炊いたご飯に、苦みと甘みのあるタレ(描画やストーリーでの小ネタやギャグ)で味を付けた、美味しい具材(魅力あるキャラクター)を乗せて、風変わりな付け合わせ(特異な犯人)を添えた丼のような作品。
…とかいう比喩を、ふと思いついたまま書いてみたものの、的を外している気がするなぁ、この例え。
そんな自分は、恐らくアヤの歌を聴いても「おー、割といいかも?」程度の気持ちしか感じられない人間であろうなぁとか<育ちや孤独感がどうこう以前に、感受性のアンテナが低い
黒住化粧品の『明るい未来と暗い過去を作る』というフレーズと、『とどめに友達に友達に汁吹きかけて帰ってった』の台詞が、自分の妙なツボにハマって爆笑してしまいました。<何故ソコなんだ自分?
あとは、「メロンが貼り付いて汚れた窓とか、飛び散った汁で汚れた床とかは、弥子が掃除させられたんだろうなぁ…あ、メロンはもちろん持ち帰って洗って食べたよな」とか、「今後は、『下っ端な石垣刑事がマヌケな理由でキテレツ系犯人に捕まる、あるいは冤罪を着せられたりとかして、笹塚刑事はそのバカを助けるためにネウロ&弥子に協力を依頼するハメに。もちろん石垣の命運にはタイムリミットが!』とかいう事件が起こったりしそうだなぁ。しない?」などという、どうでもいい妄想を働かせてみたり。
…う〜む、やはり自分には自発的な妄想力が激しく欠けている気がします<与えられるギャグや萌えを、ただ享受するばかりな思考停止のダメヲタ系(^^;;)