2005/9/26

拝み屋横町顛末記 5巻／宮本福助／一迅社
今巻も高齢化社会に一筋の光明をもたらす三爺の活躍が眩しいですよ！いやマジで、この本はお年寄りに読んで頂きたいです。でも世のお年寄り全てが三爺のように過剰なアグレッシブさを備えられてもかなり困るよなぁ…(^^;;)
他にも東子さんと平井の微妙な姉弟的関係や、かなり大幅に前進した里加子ちゃんと正太郎の関係など、少女マンガやラブコメ萌え的な方面へのサービスも満点で嬉しいですよ。そしてショタ萌えな向きには、少年時代の爺達によるスタンド・バイ・ミーなエピソードもあり。う〜む、何と至れり尽くせりの作品なのだろうか！(笑)
あと、やっぱりこの作品の最強キャラは、明は正太郎君、暗は管理人さんでFA？
しかし彼らはそのジョーカー的な属性により、イマイチ物語内での美味しい所を取り損ねている気が。でもやっぱり、そういう絶対的な存在に振り回されている人々の在りよう（というか右往左往）の方が、断然に面白いモノなぁ。
そして満を持して、この作品のドラマCDが誌上販売が決定。
帯CMの『キャスト平均年齢"激高"』のキャッチに爆笑。普段はこの手のドラマCDにはあまり興味を抱かないのですが、この作品のはかなり気になるので購入しようかと思います。
【関連】拝み屋横町顛末記〜横町騒宴音盤
10/20〆切。ぼやぼやしてるとあっちう間に買い損ねそうなので、早めに振り込まねばと。