2005/9/27

瀬戸の花嫁 8 (8)瀬戸の花嫁 8巻/木村太彦スクウェアエニックス
時間がないのか何なのだか、それにしても今回の表紙のラフ具合は、商業作品としてはどうかなぁと。
しかし本編の方では、脇役なのに一線級の漢(おとこ)らしさを遺憾なく発揮してきた政さんの驚きの過去が発覚したり、読者愕然の瀬戸島燦八爆誕などのイベントが盛りだくさんで、それなりに満足。
だが巻を追うごとに、ヒロインとしての燦ちゃんに感じる萌え具合が薄まってきた気がするのは…どうなの?<瀬戸島燦八などのネタに見られるステキ漢っぷりには笑かされますが。
でもって巡ちゃんに至っては、久しぶりに見たような更なる薄さで(^^;;)。更にあそこまで前面に出ていながら、どうしてあんなに引き立たないのだろう…明乃の存在は。
その反面、委員長はズンドコ飛ばしてきていますなぁ。ゴイス『最後の女傑族(ラスト・アマゾネス)』復活。頑張れアマゾネス。『基本設定』に関しては、もうソレが仕様になっているとは思いますが(笑)



お菓子な片想い (1) (バンブー・コミックス)お菓子な片想い 1巻/阿部川キネコ竹書房
お菓子作りが得意な、小学生と間違われる程ちっさい『ちま』ちゃん(高2)が、能面クール系でありながら実は可愛いモノ大好きな、バスケ部所属の下級生(高1)の手塚君に恋をした。
激しい身長差(めちゃめちゃ私的ツボ)&微妙な歳の差の2人が綴る、甘甘甘ずっぱい『小さな恋のものがたり』<帯の推薦文がみつはしちかこ先生で驚きですよ。
ちっちゃな体にまっしろな心のちまちゃんの、精一杯の一喜一憂な片恋模様が可愛すぎてたまらんですよ!手塚君に抱き上げ(…というよりは持ち上げ)られてのバスケットゴールへのシュート姿には、興奮のあまり思わず鼻血を吹きそうに!<病人
手塚君の友人赤塚君(しかしこの取り合わせの苗字は…やはり漫画神なアレが元ネタなのかと。でもってちまちゃん(長谷待子)は長○川町子先生?)と、ちまちゃんの友人なルイ子ちゃん(赤塚君の片想い)の関係や、ちまちゃんを好きなのに素直になれない同級生の森安君&お菓子部の後輩少女(森安君が好き)などの話も、今後どうからんでくるのか…あ〜、久しぶりに萌え心が癒される新作に出会えて嬉しいですよ。
ソリャソレとして、手塚君の(友人である赤塚君曰く「どうせかなわない」)片恋のお相手は、実の兄の嫁とか、あるいは結婚してしまった年上の幼なじみ(あるいは親族)とかではないかと予想。
まだちまちゃんの一方的な恋である物語が、これからどう流れていくのかが楽しみです。