2005/10/17

魔法先生ネギま!(12) (講談社コミックス)魔法先生ネギま! 12巻/赤松健講談社
武道会編、順調に試合消化中。
とりあえず、やはり自分はパンモロにはあまり萌えない事に気がついた!ちなみにパンツ一丁とか下着姿とかいうのはまた別問題だ!<何を声高に叫んでいるのだ?(^^;;)
しかし、もはやパターン化した(?)高音お姉様のあまりにも爽快な脱がされっぷりには、何というか清々しさを感じます(笑) でもお姉様はルックスが微妙にいいんちょとカブっている気が…。
今巻は真祖祭りで萌えMAX。もしもスク水ネコミミセーラーメガネ姿で、羞恥に悶え死にそうになってバトルをしてくれたら完全に墜ちたなぁとか<歪んだ嗜好
エヴァが『自分がなり得たかも知れない(だが同時にそれは絶対にありえない可能性であるとも思っている)もう一人の自分』として、刹那に色々な感情を仮託しているのがまたたまらんなぁと。
刹那に剣を捨てて、日々の小さな幸福と愉しみを享受して生きる『人間(ひと)としての生活』を語り、「……おまえもそうして生きるがいい」と諭したのは、刹那に対しての試練でも何でもなく、それはエヴァ自身の叶わぬ願いの吐露ではなかったか?
だから刹那がその誘惑や迷いを振り払い、「剣も…幸福も…どちらもあきらめません!」と真っ直ぐな瞳で告げた時には、そこにある純粋なひたむきさや折れぬ信念に対して我が事のように誇らしく思う反面、そんな彼女の姿の中に、苦境と変転の果てに自分からは失われてしまったものを見出して羨望もしたのではないだろうか?
…とか、そんな二次創作的な妄想。例によってまとまってないし(^^;;)
ただ、明日菜の「幸せになる権利は」〜「大丈夫」の台詞に全く説得力を感じられなかったのはもったいなかったなぁと。
確かにああいった一種傲慢なまでの前向きな励まし(同情)の言葉は、むしろ事情を理解せず、心情に対しても自分に都合良く理解できる範囲でしか共感しない(できない)、『断絶たる喪失』を経験していない人間から根拠のない明るさでもって断言された方が救いになる場合がままあるのではないかとは思うのですが。
でもアレと同じ台詞を、大切な人を亡くした記憶を失っていない明日菜が口にできたのだったら、感動が5割増だったような…もったいないなぁ
まぁその辺りは今後、記憶を取り戻した明日菜が、その時にエヴァとどういった言葉を交わすのかという所に期待しつつ。
そいや結局、いまだに『(現段階で)この作品の女子中で好感度No1…にもかかわらず、なぜ千雨に対して萌えを感じないのか?』という自己内の疑問に回答が出ていないなぁ。
いくつか思い当たるキーワードは浮かび上がったモノの、自分の中で消化できていないので、この件に関してはまだ暫く保留しておこうかと。



×××HOLiC(7)(KCDX)xxxHOLiC 7巻/CLAMP講談社
ストーリーに関しては、例によって「どっかで聞いたような話を、半ひねりで無難にまとめてるなぁ」以上の感想が出てきません。まぁ絵を魅せる話だから、物語はこの薄さで丁度いいのかなと思うのも毎度の話で<毎回コレを書いているので、今後この話はしない事にします。
ぶっちゃけ、もっと面白い原作をもこな氏の絵で読んでみたいとは思いますが。
TVアニメ化決定との事ですが、この作品は侑子さんのキャストと衣装と舞台美術にだけ予算を集中させて、深夜枠で30分のドラマをやったら面白いのではないかと思ったり。
映画版はレンタル待ちで。