06/3/1

■サーティーガール 3巻/岩崎つばさ・カワイシンゴ/白泉社サーティーガール 03 (ジェッツコミックス)
突撃爆走嫁リリコ&しゃべる猫ジョーズと、湯神家及びその周辺の人々によるホームバイオレンスコメディ。
今回も充実の描き下ろしで大満足の新刊です。
数々の武勇(というか蛮勇?)を成してきたリリコは、ついに『牛殺し』の異名をゲット!…したのか?(笑)
しかし19話のタイトル『バナナ・モード』とは、どういう意味なのだろうかなぁと。どの辺がバナナなのか、あるいは何かとのひっかけなのかなぁ?
その他見所は、髪を下ろしたソニアの色っぽさとか、腹ペコキャラ奈緒の片想いっぷりとか、その意中の相手である緒里(リリコ弟)のシスコンっぷりとか<実の姉の水着姿にときめくなよ<…いや、でもときめくかアレは(^^;;)
【関連】30girl.com
コミックス収録分の続きが読めます。やはりお母さんは最強で、いいとこ総取りなキャラだよなぁ。



■てんしの末裔 3巻/藤島じゅん/芳文社てんしの末裔 3 (まんがタイムコミックス)
完結。結局、『終末状況で見る夢の中で遊んでいるゲームのストーリー』…とかいうカンジの構造の話だったのでしょうかね?
「初期構想の7割と完結ではない」との著者コメントでしたが、まぁ程良いまとまり具合ではないかなと。むしろ物語の筋云々よりも、「いい味をだしていたキャラ達のおちゃらけっぷりをもっと見ていたかった」という意味での物足りなさを感じました。
ママが衰弱した理由(そいや前に所長に接近遭遇した時に羽が出たりとか。でも初詣の時は普通にスルーしてたよなぁ)も謎のままだったり、ガブリエル・ウリエル・ラファエルが終盤では放置プレイだったり、王魔ママ(「ゼロの方に価値がある」と言ったのは彼女?)の話も投げっぱなしだったり…他色々。
そいや赤木とサタンにラブコメフラグを立てておきながら、今巻ではいきなり許嫁(ローズ)が出てきたりしてたのは、連載が続けば三角関係(?)になったりしたのだろうかとか。
あ〜、やっぱり完全版を読みたかったかも(^^;;)