06/5/24

もやしもん(3) (イブニングKC)もやしもん 3 (3) 特装版■もやしもん 3巻/石川雅之/講談社
特装版を購入したのですが、通常版はカバー下の絵が違うらしいのでソレも気になり。
あ〜、2巻掲載の次巻予告がマジにならなくて良かった(笑)<でもあの『川浜式ダイエットネタ』もちょっと見てみたかったですね
2巻ラストの深酒のネタもひっぱりつつ、発酵蔵の完成や遥さんの出自など、先輩後輩の絆が深まる面白エピソードに刮目。中学生時代の遥さん萌え!あと、葵と葉月は一線を越えちゃったの!?たのかなっ!?
嫌気で芽胞が割れて毒素を吐くボツリヌス菌の描写が、見た目は可愛いのに妙に恐かったですよ。
ですがソレ以上に、特定種の虫にトラウマを持つ身としては川浜先輩の持ち込むネタが切実な恐怖でした。あのエピソードの記憶が薄まるまで、しばらくチーズは食べられないヨ…orz
あと、メリケン製の食品は、究極に困窮するまではもう二度と口にすまいと本気で思いました。FDA米食品医薬局)の、あの大らかにも程がある基準は何なのだ!? マジこえー!(T▽T)
それにしても、本当に蛍はどこで何をしているのやら?その辺りも含めた酒ネタは今後もひっぱりそうなので、続巻を楽しみにしております。



エマ (7) (Beam comix)■エマ 7巻/森薫/エンターブレイン
堂々の完結。1巻から読み返そうと思ったのですが、「そいや会社で同僚ズに頼まれて大回覧したら、誰の所に行ったか分からなくなっていたっけな…」と思い出して脱力。
『円満』とはいかぬものの(むしろこれまでの展開からいきなりそうなったら嘘くさい)、おおむねハッピーエンドな余韻漂う終幕で、爽やかな読後感を堪能できました。
しかし最終ページの絵面を見て、ふと『彼らの戦いはまだ始まったばかりだ!森先生の活躍にご期待下さい』とかいう、WJ10週打ち切り作品に付くようなネームが脳裏に浮かんでしまったりするアホの子ですよ自分(^^;;)
ともあれ愛する人の腕を取り歩き出した、幸せに輝くエマの美貌は眩しくて、もうそれだけで心が満ち足りました。
気になっていたエレノアへの救済措置ですが、割合と淡々とえがかれた『夜のエレノア』のエピソードに感じ入り。『人は他者の中に自己を映し、だがそこに映し切れぬ自己をも省みることでまた、他者と世界を識(し)る』…とか。
ソリャソレとして、モニカガールズが可愛いの何の。同じように無機的でも、どこか妖艶なハキムガールと対極のあどけなさがたまらんちうかね!
『メルダース家のメイド』に於けるメイドさんたちの生活や、業務とその振る舞いにより醸し出される雰囲気も味わい深かったです。今後は番外編を執筆されるそうなので、その辺りを彫り込んだエピソードもまた見られるといいなぁと願っています。
あとあと!アデーレとマリアの入浴シーンの色香が!ががが!もう色々なモノをもてあましつつ床を転がるたまらぬ感じで!女体は美しいなぁ!<病的
番外編で、彼女らの話をまた読みたいですよ。