06/5/28

■ジオブリーダーズ 12巻／伊藤明弘／少年画報社
化け猫に襲撃され篭城戦を続ける神宮司重工の社員達。神宮司重工の防衛に向かい、暴走した厚生省の新兵器『M4号』と戦うハウンド＆神楽総合警備。敵の手に落ちたまやを単身で救出に向かった高見…それぞれの戦いが決着し、物語はついに『神楽総合警備設立の謎』へと迫る。
今回の『神崎重工篭城戦』は、とにかく神宮司重工の主任と愉快な仲間達（仮称）が全力で危難を乗り切ったのが熱かったですよ。『技術立国日本』を支えたのは、高い技術力だけではなく不屈の精神力なのだ！とか！
でも機密だからどうとか以前に、あのノリはプロジェクトナントカではなく、木曜洋画劇場の『スーパーヴァンダミングアクション』的なネタの方だよなぁとか（笑）

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■嘆きのサイレン 2巻／鈴木理華（原作：茅田砂胡）／中央公論社
単なる『同族嫌悪』ではなさそうな、ダイアナのサイレンに対する心持ちを想像すると心がザワザワします。
あと、著者氏の描く『美少年』の美少年っぷりに、何というか、色々な意味で感服しました。
…以上、面白いのですが相変わらず原作を読んでいないので気持ち的にも知識的にもコメントし辛かったりするため、簡単な感想だけを（^^;;）
話の内容を忘れる前に、3巻が刊行されるよう願っております＜1巻の細部を忘却していて読み返そうとしたら、本の山に埋もれて取り出せぬ罠。次巻刊行時にも同じ罠が発動しそうなので…