06/6/16

のだめカンタービレ(15) (KC KISS)■のだめカンタービレ 15巻/二ノ宮知子/講談社
プレッシャーをはねのけ苦手曲もこなし、無事に初リサイタルを成功させて音楽家としてまた一歩成長を遂げたのだめ。
留学編に入ってからは『挫折→地道な努力(あるいは相互理解)→奮起』の繰り返しエピソードで進んできており、それはそれで面白かったものの、のだめが『ピアノ奏者』として活躍する姿をあまり見られなかったのに少々物足りなさを感じていました。
が、そういった部分を積み重ね、上手くじらされてきた分、今回のリサイタル話にはより強い説得力と満足感、そして爽快感を感じさせられました。
のだめと千秋の関係も少しづつ強まったり、黒木とターニャの間にほのかなフラグが立ったっぽかったりと、ラブの部分もイイカンジで。
いや〜…しかしのだめと千秋は本当に清らかなカップルだよなぁ。色々な意味で割と『生き地獄』な千秋…頑張れ!(^^;;)
もやしもん(1) (イブニングKC)その他の重要ポイントとしては、もやしもんからの菌たちのゲスト出演。オリジナル同様、柱にはちゃんと菌の説明もある親切設計。
菌たちのおかげ(?)で、のだめの『正しくないカレー』の破壊力がより明確かつ強力に視覚化されましたな。食あたりした人々には災難でしたが、「かもしてころす」のがなかったのがせめてもの救い?(笑)



さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)■さよなら絶望先生 4巻/久米田康治/講談社
はい、ワタクシ12月24日生まれです。
あのネタの雑誌掲載時に、同僚女史から「446さんはバレンタインデーに製造されたんですね!」と笑顔で言われました<マジネタ
気付いていなかったから、読まずにおれば知らずにいられたのに…もう他に語ることは何ひとつない気がしてきて絶望した!
あと大して広くもない社内で、同僚から自分のセカンドオピニオンを目撃されたこともあります。3回ほど。自分で目撃しないよう切実に祈るのみです。

School Rumble(13) (講談社コミックス)■School Rumble 13巻/小林尽/講談社
お見合い編完結からクリスマス&正月のエピソード。でもって修学旅行編序盤。
近づいては遠ざかる、播磨と天満の罪作りな距離…盛り上げるだけ盛り上げて、でも爽やかにリセットされてるっぽい!天満の中に播磨への想いが密かに少しでも蓄積されているのであればいいのですが…哀れ播磨よ。
それにしても英単語を発音する沢近の口元はエロいなぁと見惚れました<唐突に欲望を混ぜ込むなよ
本編はさておき、♭35のつむぎと冬木の話が猛烈にツボでどうしようかと。
「…俺は幸運だ 俺にしか分からない美しさを 独り占めのまま生きていける」
恐ろしく孤独で噛みしめると重いのに、どこか心踊る言葉。このシーンには掴まれました。
この辺の主流外の人間関係は、本編展開に反映されたりしないのかな…いや、むしろされない方がいいのかもなぁコレは。

エア・ギア(14) (講談社コミックス)■エア・ギア 14巻/大暮維人/講談社
特殊な能力や才能ではなく、地味派手な人間力で活躍するエミリに惚れ直しました。そしてそのエミリとガビシの間に見えかかったフラグを立つ間もなくヘシ折ったアイオーンに爆笑。やるなあ『ボクらのスーパーホモ星人』(笑)
エミリの活躍に負けじと幕間に垣間見えたヤヨイの能力の片鱗は、これから開花するモノなのか、あるいは隠された伏線なのかなと?
陸女コンビがクローズアップされるのは嬉しいのですが…どんどん『平凡な一般人』の居場所がない作品になっていくのは少し寂しくもあり<まぁ元々そういう傾向の作品だとは思いますが(^^;;)