06/8/6

BLEACH 23 (ジャンプコミックス)■BLEACH 23巻/久保帯人/集英社
ハゲマッチョ(一角)が表紙ですが、今巻の見所は松本×織姫のけしからん美巨乳祭りですよ!(真顔で断言)
松本のあのルックスで制服を着られるのだけでもアレなのに、胸元のボタンを外されたり、スカートをちょっとたくし上げたりって、もうソレ犯罪だから!指の隙間からソレを見ている一護のエロ顔なんてどうでもいいから、その犯人の方を見せてくれよ久保先生!ゴンでなくとも行きたいぜ禁断の花園!
加えてけなげかわいい織姫と、松本姐さん(全裸で押し倒し)によるステキな恋愛相談室が!がっ!コレが禁断の花園かッ!?
もう織姫は姐さんのスールになるか、ルキアの嫁になるといいと思いました<よく分からない結論<いやだってルキアの方が、一護よりも圧倒的に甲斐性あるし(笑)
で、表祭りがソレだとしたら裏はやちる祭りというコトで。女性死神協会の活動報告は毎巻付けて頂きたいモノです。やちるのバカ可愛さがたまらぬですよ。
でもって描き下ろし挟み込みギャグマンガの面白さは毎度のことですが、今巻は更に冴えていたなと思いました。本編の流れのまま組み込んで見ると、妙な面白コンボになっていたりする辺りが!
一角の卍解→花太郎の「おもしろいことになりますよ!!」なんかはもう最高の流れで吹き出しました。グッジョブ。
チャッピーも予想を超えた激しいキャラで笑いましたが、ひょっとして他の義魂丸(兎・アヒル・犬・コブラ・頭蓋骨・ペンギン・猫・パンダ・蛙・猿・オットセイ(?))にも、それぞれモーレツなキャラがついているのかなぁという疑問<ラインナップはわざわざ2巻を出して調べてしまいましたよ(時間の無駄)
そして語尾が「ぴょん」で微妙マッドなアレ(を見ると、コンなんかまともな方に思えるよなぁ…)が一番人気というのは、女性死神のシュミが全体的にアレなのか、他の義魂丸のキャラが更にアレ(だからチャッピーが一番人気)なのかも疑問です。
…あと、袖白雪で新体操をするルキアさんを妄想した人、手ぇあげてー(挙手)



魔人探偵脳噛ネウロ 7 (ジャンプコミックス)■魔神探偵脳噛ネウロ 7巻/松井優征/集英社
ネウロvsXの第2ラウンド。作中で語られている話とは微妙に関係ありそでなく、「自己存在の在り様を思い悩むのは、人間だけではなかろうか」という、特にヒネリのない思いつき。
文系と理系の違いを表現する絵で笑ったのですが、この分類だと『つるハまるまるムシ』のあの顔はどちらに入るのだろうか…美術系?
いわくありげに現れてあっさり去った春川氏が、意外と早く再登場したなぁと。読者が存在を忘れない程度の期間で伏線を消化していくのは素敵なことだと思いました。特にジャンプマンガに於いては。

夏目友人帳 (2) (花とゆめCOMICS (2969))■夏目友人帳 2巻/緑川ゆき/白泉社
祖母が妖怪たちを服従させたあかしである『友人帳』。その『名を記した妖怪を従える力を持つ契約書の束』を所有するために妖怪から狙われるようになった夏目は、友人帳の力目当てに用心棒として契約したにゃんこ先生と共に、妖怪に名を返還する日々を過ごすこととなる。
人ならざるものでありながら、『人が在るがゆえ』の存在でもある『妖怪』は、時に愚かな人を憎みながら、またある時は優しき人に想いを寄せる。
作中の妖怪が見せる、この相反するふたつの情動の狭間に生まれる、たくさんの想いと願いと心とをえがく物語。
妖怪たちが抱く愛憎は、そのどちらであれとても『純粋』で、そのひたむきさが夏目の、そして読み手の気持ちを揺さぶります。
第六話で、命を懸けさせ夏目を試した三篠の思惑と、その試練に応えた夏目に対する三篠の「名を呼ばれるのは嫌いじゃない」という言葉の中には、この作品の重要なエッセンスが結実されているのではないかなぁと思いました。
あ〜、考えていることが上手く言葉にならない!(^^;;)
『自分と同じものを見て、分かってくれる人』という、夏目が渇望していた存在である名取とのやりとりも印象深かったです。
同じものを見聞きして共に時間を過ごしても、それだけでは分かり合うことはできない。分かり合うことができても、同じ道を歩むとは限らない。
それは人と妖怪だけでなく、人と人であったとしても。