06/9/17

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)■ハチミツとクローバー 10巻/羽海野チカ/集英社
完結。終盤の展開に多少思う所はあったモノの、いいエンディングだったよなぁと充足感を覚えました。最後の竹本のモノローグには泣けましたよ…素敵な『青春おとぎ話』をありがとう。
秋に雑誌でスピンオフバージョンの掲載があるそうで、どの辺りが補完されるのかも気になる所です。個人的には美和子さんと山崎の話はもうちょっと深く読んでみたいですね。あと、はぐちゃんの教え子だった小学生のその後とか。しかし一番読んでみたいのはローマイヤー先輩の話だったり(笑)



絶対可憐チルドレン (6) (少年サンデーコミックス)■絶対可憐チルドレン 6巻/椎名高志/小学館
バベルの創設にも関わり、兵部と旧知の仲でもある重鎮エスパー・蕾見不二子管理官が10年の眠りから目覚めた。
皆本とチルドレンたちの兄妹然とした繋がりに不満を抱き、『親愛』を『恋情』へと変化させんとする不二子の逆セクハラ攻撃たくらみとは!?
「僕を…じゃなくてこの仕事をなんだと思ってるんだ!!」という皆本の言い分は至極正当なものであるものの、いかんせん先ず「僕の」と言いかけてしまうオトメっぷりに笑いが。
そして蕾見管理官…『ちちしりふともも』なおステキキャラで、伝説の『頭に乳乗せ』技まで!巻末マンガの殴られアングルがまたエロいというか…しかしマジ何歳なんだこの人?兵部が80歳だから…か、考えるのが恐い(^^;;)
不二子の「深ーい愛の絆で結ばれれば、運命なんかパーッと変わるから!」という主張は、彼女の成功体験から生まれたものなのか、失敗体験から学んだものなのか。今後明らかになるであろう兵部との過去話や、ふたりの直接対決が今から楽しみです。
3巻で桐壺が兵部に「ここ10年ほどおとなしかったあんたが」と言っていた『10年前』と、不二子の10年間の眠りとは、何か関係があるのでしょうかね?

さよなら絶望先生(5) (講談社コミックス)■さよなら絶望先生 5巻/久米田康治/講談社
雪どけしない人たちの争いに巻き込まれたり、かと思えば他のダメ雪どけの雪どけ水を正面からぶっかけられたりする昨今です。
黒い真実よりは白い嘘がいい!叶わぬのならばいっそ全てが夢オチであればいい!
…と、そんな日和見主義者です。自分の弱さに絶望した!
つーか何でこんな絶望的な状況に片足突っ込んでるんだ自分は?<いや、好きで突っ込んだんじゃなく、いきなり掴まれて引き込まれたんだYO!(T▽T)
こんなカンジで、読んでいたら『予防線と5分前行動(どころか1時間前行動)が日常化した現実を過ごす自分』をうっかり見つめ直してしまって泣き笑い。相変わらず色々な意味で痛い作品です。
そいや連載で、旧友の人は再登場したけど三珠さんは消えちゃったような。1発ネタ色が強いキャラだったので、取り回しが利かなくなったのだろうかなぁ?

エア・ギア(15) (講談社コミックス)■エア・ギア 15巻/大暮維人/講談社
『ウスィーの』と言われたカズが、VSオーム戦で『炎の王』候補として超進化!こりゃアイオーンでなくともビックリ。でもって年表を見るとさりげなく『エミリに必殺技が!!』の記述も。早くビジュアルで拝んでみたいです。やっぱパワー系?
そしてイッキと枢の関係が順調に深まっていく中、ついに本家ヒロイン・リンゴが立ち上がった!どうするどうなるリンゴの恋心<…とか言ってる状況でもないが
しかし奏音が普通にイイヤツっぽくて、それがまた『かませ犬』属性を際立たせていて素敵なキャラだなぁと思ったり。ただ、イッキがリンゴに明確な恋情を抱いていない現況だと、彼の存在がスパイスとしては今イチ利いていないのが惜しい所で。同じ『かませ犬』としては、はこちゃんの方が頑張ってるよなぁとか。
それにつけても『天上天下』に出てきそうな『若い頃のババア』が萌えで。
だがアレがあのように…「時の流れって……」(柏木さん@絶チル

School Rumble(14) (講談社コミックス)■SchoolRumble 14巻/小林尽/講談社
冬スキーと修学旅行と放浪の花井と(笑)
いやもーこじれが極まった修学旅行編…この勘違いとすれ違いっぷりが作品の面白さとはいえ…播磨、もうはっきり「天満ちゃんが好きだ!」って言っちまえよ!いやもう天満本人はいいから沢近に!(^^;;)
そしてそんなスクランブル状況に、ついに雀鬼・東郷までもが参戦か?参戦なのか?<まぁ本編にそう大きな影響は与えなさげなエピソードの気もしますが
あと、弦子先生たちが食べた天満のチョコは、天満の手作り(腹痛をもよおすカレー味)だったのか市販品だったのかがちょっと気になりました<どうでもいい