06/10/8

真説ボボボーボ・ボーボボ 2 (ジャンプコミックス)■真説ボボボーボ・ボーボボ 2巻/澤井啓夫/集英社
早々に影が薄くなってきたガ王の先行きに不安を覚えつつ、VSヘッポコ丸戦が決着。「悩みがあるなら聞いてやるぞ」でシメってのは『ボボ八先生』ネタを踏まえてのことなのか?
へっくんのかませ犬っぷりが見事だったエピソードでしたが、彼の真のかませっぷりが光るのは、妹が登場した時だよなぁ(笑)
ニューデザインの融合キャラ・真説ボボパッチは「わかりやすくいうと…」のネタがツボだったので再登場を希望。『大人買い』のあの絶望感は珠玉の例えだ。
過去の融合キャラも新デザイン&新必殺技の真説キャラとしてリニューアル登場するのでしょうかね?早く田ボが見たいなぁ。あと横浜の純子。
オーブントースター技が妙に笑えました。『高所からの淡々とした飛び降り』も相変わらず大好きです…上下の動きに弱いのか自分?



コトクリ 2 (ジャンプコミックス)■コトクリ 2巻/原作:あがりえ侑市・漫画:佐倉ケンイチ/集英社
一度は退けた炎備射が再襲来。因縁の決着と共に明かされる、人間なのに『言繰り』に反応するカラシの体の秘密。そして真なる敵の驚愕の姿とは!?
てっきり仮面が本体なのかと思ったら、ただの多重人格モドキだったよ!そしてその後も予想を裏切る急展開だったよ!そんな色々とビックリな2巻。
週刊連載の作品のペースに慣れていると「打ち切り間際の急展開!?」と思ってしまうようなドラスティックな流れですが、月刊誌連載だと考えるとこの位の切り返しの速さで丁度いいのかも。面白いし。
「ここからが真の戦いだ!」っぽい流れなので、以降の展開に期待しております…って、まさか本当に打ち切りじゃないよな?

BLEACH 24 (ジャンプコミックス)■BLEACH 24巻/久保帯人/集英社
「鉄板入りリストバンドを付けてました」とか「あの時は40度の熱が」とかいう、黄金の『真の力を見せていなかった』パターン炸裂。しかしソレでも敵の雑魚と拮抗する程度という先行きの暗さ。
この圧倒的な戦力差を埋める『レベルアップ』の方法にも、何か新しいパターンを見せて頂きたい所で。
とかいうのはさておき、今回も魅惑の松本祭りが!だが効果音で胸の谷間が隠れてしまった見開きは頂けねぇなあ!見せ場なのに魅せる所を隠してどうする!(力説)
『頭上に乳乗せ』を凌駕する、『背後から目隠しと同時に頭を乳挟み』という脅威の新必殺技にはアゴが落ちました。「当ててんのよ」どころの騒ぎじゃねぇ!
檜佐木の妄想の中の松本による「ふいてくれるわよね…?」も、相手次第ではリアルにやりそうだよな…おおおおお!!!<錯乱
そしてこのネタにより自分の中の檜佐木株が急騰&猛烈な共感が。同士よ!

魔人探偵脳噛ネウロ 8 (ジャンプコミックス)■魔人探偵脳噛ネウロ 8巻/松井優征/集英社
張られていたふたつの伏線・『春川英輔』と『密輸武器の発注者』が結びついた形で顕現した『電脳ドラッグ編』開幕。
吾代はどんどんいいキャラになるなぁ。そして増え続けるイカレキャラと対比しての引き算的に、どんどん良い人側のキャラに…ピュアだ。いや、他のキャラも『純粋』ではあるのだが(笑)
復活の早坂兄妹は、弟の新武器が秘密なことも含めて再登場の可能性が高そうですな。ちうか、かつてはあの社長の(ゲームの)面倒を早坂兄がみていたかと思うとかなり笑えます。
あの『人間階段』に、「弥子が登っている時に意識を取り戻したら素敵な眺めになりそうだ」と思ってしまったのは自分だけですかね?<下世話
テディベアの3大メーカーというと、『シュタイフ』 『メリーソート』 『ハーマン』?
【オマケ】恐怖!魚2500匹を殺した「死のテディベア」

惑星のさみだれ 2 (ヤングキングコミックス)■惑星のさみだれ 2巻/水上悟志/少年画報社
衛生軌道上に浮かぶ巨大な『ビスケットハンマー』。それを用いて地球を破壊せんとする『魔法使い』と闘い、惑星を守らんとするのが『指輪の姫君』と『獣の騎士』たち。
だが、『トカゲの騎士』に選ばれた夕日に向かって姫・さみだれは言う。
「この惑星を砕くんは、あたしの拳や」
全ての終わりを目指して邁進する小さな魔王と半熟騎士…ふたりの『子供』の前に現れたのは、『犬の騎士』。力も在りようも大きい半月を前にして、夕日とさみだれは何を感じ、何を思うのか。
「大人が笑うのはな 大人は楽しいぜって子供に羨ましがられるため 人生は希望に満ちているって教えるためさ」
『終わりの物語』の始まりの終わり。覚悟ならばできていた…つもりだった。
やっぱフィギュアのパンツは見ちゃうよネ!<先ずソレか
『世界の終わり』を望む動機…夕日のはまだ分からないではないのですが、さみだれのは、彼女の内面(あるいは執着や絶望)に細かく触れるエピソードがまだないせいか、あの理由だけではいまいちピンと来ないのですよな。
夕日や他のキャラとの繋がりが深まるに従って明かされてゆくのだろうかと?以降の展開も待ち遠しいです

エンジェルお悩み相談所 (まんがタイムコミックス)■エンジェルお悩み相談所/水上悟志/芳文社
『「天使さまお助けください」と3回唱えると、本物の天使が悩みを聞いてくれる』という、とある公園のあるベンチ。
そこにやってくるワケありクセありの悩める子羊たちを導くのは、ごついオッサンと無愛想なコムスメのコンビ。ふたりの…天使!?
12Pの連作読み切り日常ファンタジー。いやもう登場人物たちのキャラクターが秀逸。天使と悪魔の各コンビの関係性や相互バランスなんかがもう絶妙。
単刊としてまとまった話なのですが、ここからでもまだまだ広がりそうな話なので、続編を強く希望いたす所存で。『惑星のさみだれ』も面白いのですが、著者氏の読み切りコメディが大好きなのです。

あのこと ぼくのいえ (フラワーコミックス)■あのことぼくのいえ/タアモ/小学館
どうしてかな?たくさんの気持ちがあふれるのが見えるのに、人間はそれを口にしない。もしも言葉を話せるなら、ぼくならすぐにあのこに伝えるのに。
ぼくの名は海、恋する2歳のオス犬。今日も色んな人たちが、そして大好きなあの子がそこの角を曲がってやってくる。
高校の寮で飼われている犬を主人公に、高校生少年少女たちの恋をえがく連作短編集。いやも〜甘酸っぱい!そして男子も女子も、何より犬が愛らしいのなんの!リアル日常生活ですすけた心が洗われるっちうか癒されるっちうかね…ウフフ…(遠い目)
著者氏には今後も深刻な抑圧やストレスのない、シンプルな愛らしさや、真心が報われるほんわりとした物語をえがいて頂きたいものです。

ドキばぐ4 3年B組ヒゲ八先生編 (ビームコミックス)■ドキばぐ 4巻/柴田亜美/エンターブレイン
いつの間にやら連載10周年。そして気付けば週刊連載から月刊連載に(笑)
まとめて読むとマンネリ感は否めない作品ですが、だがこのダラリとしたお約束感が心地よくもあります。
しかし最近は流行のゲームにとんとうとくなってしまったので、ネタ元のゲームの紹介ページも付けておいて欲しいなと思いました。
新作ゲームについては雑誌で情報を得ているものの、あくまで薄い知識でしかないため、単行本が刊行される頃には忘れてしまうという…(^^;;)