06/11/4

鉄腕バーディー 14 (ヤングサンデーコミックス)■鉄腕バーディー 14巻/ゆうきまさみ/小学館
バーディーが復活して新章突入。
氷川の計画は潰えたにもかかわらず、街ではいまだ獣人による被害が発生し続けていた。そんな中、獣人を駆逐しようとする特殊部隊の前に現れ、獣人を制圧する包帯で顔を隠した謎の人物。
一方、千明の行方を追うツトムとバーディーは、それを知るゴメスと再度接触するが、千明を執拗に追うリーたちを皆殺しにする手伝いを持ちかけられて…!?
嫌々ながらも否応なく巻き込まれていた(という状態に甘んじていた)ツトムが、ついに能動的に闘争の意思を露わに。
といっても劇的に状況が変わるわけではない辺りが、このマンガらしい堅実なリアルさで。そこが良くもあり、少々物足りなくもあり。
ついにアニメ化計画も始動したようですが、ぶっちゃけ1、2クールでまとまるようなテンポの速い展開ではないし、エピソードの終わり方も毎回分かり易いカタルシスには欠ける数珠繋ぎのかたちになっている作品なので、アニメでは構成的にどうなるのだろうかなぁとか?
まぁ個人的にはバーディーが格好良く動けば、それだけで満足できそうな気もするのですが。