06/12/15

デーモン聖典 第9巻 (花とゆめCOMICS)■デーモン聖典 9巻/樹なつみ/白泉社
デーモンが望む『恍惚の死』…残される者にはあまりに悲しい『永遠の別れ』を目の当たりにしたもなは、K2との繋がりと彼に対する想いが深まっていたことに気付く。
一方、ヘルムートと対峙し、彼の正体がデーモンだと告発する忍だったが、ヘルムートは体に残る『事件』の醜い傷跡を見せつけて、「正真正銘の君の兄だ」と一笑に付した。
『恍惚の死』に焦がれて暴走するデーモン。暗躍を続けるSMIC。刻一刻と転変し錯綜する状況の中で、真実へと至る道はどこにあるのか?
毎度の事ながら一つ一つは印象的で読み応えのあるエピソードなのですが、やっぱり大筋はほとんど進んでいないという…せめて「現在は全体のどの位置まで進行しているのか」だけでも知りたい所です(^^;;)



さよなら絶望先生(6) (講談社コミックス)■さよなら絶望先生 6巻/久米田康治/講談社
「スキー得意でしょ?」と100万回言われた新潟県民です。ボーゲンしか出来ない上に止まれません。絶望した!
最近流行(?)の『コミックスで乳首描き足し』の波が絶望先生にまで及んでいてビックリ<いや、ソレだけが描き足されたワケではありませんが(笑)
でも折角のサービスですが、あまりエロくは見えないような?
あびるちゃんのフトモモチラリの方がよっぽどエロかったよなぁ」などと思ってしまうのは、自分がフェチだからなのか…いや、描写に対する著者氏の入魂の度合いの差ですよきっと!<逃避つか転嫁
カレンダーはポシャるには惜しい企画でしたな。でも正直、アレを買うかと聞かれたら多分買わないと思いますが。
つーか編集側の企画方針が間違っているような気がしませんかねアレ? 特化すべきなのは『萌え』ではなく『ネタ』ですよな。でもって4枚だの12枚だのではモノ足りぬので、365日毎日絶望できる日めくりで発売。それだったら間違いなく買いましたね。来年はぜひソレでお願いしますよ講談社さん。
読みながら、「『避諸地』と『時差』を雑誌で読んでいた時は、リアル生活がシャレになっていなかったので、ネタに心から賛同してたっけなぁ」などと思い出しましたよ。ああ…今思えば丁度、前巻が刊行されたその頃が、自分の『末期テスト』だったのだなぁとかネ…(遠い目)

School Rumble(15) (講談社コミックス)■SchoolRumble 15巻/小林尽/講談社
修学旅行編、続き。作中のほとんどの誤解や錯覚は、後になると大抵解消されるレベルのものなのですが、今巻のお札については「もう信じ込んでもやむなし!」というか…沢近も不憫な(^^;;)
ボーイッシュな鬼怒川さんはルックスが好みなので、外伝で活躍してくれないモノだろうかと期待しております。
外伝というと、今回もサイドキャラの恋愛話がいい感じで。頑張れ結城さん!
そいでもってもうララが可愛くて仕方がありませんよ。巻き込まれない程度の距離からいつも愛でていたいタイプです<褒めているのかソレ?
お地蔵さんも、現物で支給してくれたら良かったのにねぇ(笑)
あと、『UMA FILE』が地味に面白かったです。ああいうノリの文章で、スクラン辞典とかファンブックとかを作ってくれないだろうかなぁ。