06/12/17

よつばと! (6) (電撃コミックス)■よつばと! 6巻/あずまきよひこ/メディアワークス
少し近くなった『遠いところ』に行ったら、そこからは更に先へと広がっている、もっとずっと遠い場所が見えた。
チャリンコライダー・よつば、補助輪付きのデビューでまさに縦横無尽の大活躍!
そういえば自分も、自転車に乗れるようになったら『あそこ』が『そこ』になって、『どっか』が『あそこ』になったっけなぁ…などと思い出し。
そして補助輪を外して走れるようになった日に、調子こいて曲がり損ない鉄条網に突っ込んで、ケガはまぬがれたモノの通りがかりの大人に助けられるまで長時間『蜘蛛の巣にかかった虫』状態でいたらば、ソレが原因で先端恐怖症になって今に至るなぁ…とかも思い出したり orz
自転車話は、購入時の店員さんの態度や、言いつけを守らず自転車に乗ったよつばへのとーちゃんのおしおき(アフターケア含む)などもとてもステキでした。よつばの周りの大人たちはみな、先ず『自分が楽しんでいる』ゆえに持てる余裕を備えていて格好良いなぁと。



絶対可憐チルドレン (7) (少年サンデーコミックス)■絶対可憐チルドレン 7巻/椎名高志/小学館
今巻は葵まつりに紫穂まつり…と賢木まつりなのか?(笑)
『大人ぶった子供』と『大人気ない大人』な紫穂と賢木の対照的な組み合わせによるやりとりは、私的なツボにかなりヒットしました。いずれまた、このふたりのコンビネーションを見てみたいものです。
それにしても、チルドレンは幼児時代も愛らしいですなぁ。かぼちゃパンツには弱いヨ!<変質者
それが『未来の自分の姿をしている』と知らない相手の『容姿』に対するチルドレンの評価が、『皆本を誘惑するイヤな奴』というフィルターを通しているせいで、ことごとく否定的なコメントだったのが、面白かったり可愛かったり。
まぁパーツごとの理想像は抱いていても、自分が将来どんな容姿になるかの推測的なトータルイメージなんて、そう明確に認識しているモノでもないしなぁ?
収録分終盤から目の描き方が変わってきているっぽいのですが、葵まつりから変更前までの描き方の方が好みなんだよなーとか。このまま行くのでしょうかね?