07/3/31

■昼下がりには広い空の下で手弁当を広げたり

■仕事の合間には狭い空を見上げながら一服する日々でした。

■滑空する自衛隊航空機の格好良さに惚れたり、その辺で用を足すおっさんを目撃してうんざりしたり、限られた視界ながらも目に映る日々の風景の変化を楽しんでおりました。
…でも最近暖かくなるまでは、チワワのように震えながらその場にいたっけなぁ。まぁ、それも想い出の一部。



■今日で年明けから3ヶ月に渡る全力疾走の奉公期間が終わりました。
いやもう何度も「マジで間に合わぬのではなかろうか…」と卒倒しそうになるのを堪えましたが、ともあれ何とか完遂できましたよ。
しばらくは二つ名として『ギリギリマスター』を名乗りたいと思います(笑)

■というワケで未来の自分のために、以下にこの3ヶ月の総括的な記述を残しておきます。今日はソレだけ<溜まりきっているマンガの感想はまた後日…orz
■以下、無駄に長い上にオチもないので、興味のない方にはスルーを推奨。

■自分はあるものを製作するための補助要員として召喚されたのですが、いざその素材作りに本格的に手をつけたらば膨大な作業量で、1日実働12時間で週6日の勤務を余儀なくされた、かなりヘビーな仕事となりました。
■そいや2月の半ばに雇用者の方から、「この作業は、本来ならば専門部署の5人がかりで1ヶ月フル稼働してやる内容(専門部署のプロ談)」とかいう話を聞かされた時は、ショックで軽く舌を噛み切りそうになったっけなぁ(^^;;)

■ですがこの仕事のおかげで、『お金を払っても得られない貴重な経験』を、とてもたくさんさせて頂けました。
■そしてお金を頂いて就いた『仕事』でしたが、雇用理由となった『自分が持つ僅かな技能と知識』(全くの素人に波平の毛が生えた程度)が『趣味』により得たものであったのと、製作物自体もまた『趣味』に沿うものであったことにより、労働であっても限りなく『娯楽』に励む気持ちで働いておりました。
■そのためかどんなに私生活が圧迫されても、『スケジュールが厳し過ぎる…』とは感じましたが、『辛い』とか『もう嫌だ』とは少しも思いませんでした。

■加えて雇用先でも出先でも、スタッフの皆さんはみな面白親切な方々で、短期間でしたが非常に気持ち良く働かせて頂けました。
主に人ではなく機械を相手にした個人作業だったせいもあるのでしょうが、3ヶ月も同じ場所で働いていて、対人関係で一度も不快な目に遭わなかったのは初めてです。おかげで『労働の喜び』を久しぶりに思い出すことができました。
■にしても、雇用先の会社は『能力』に加えて、どう考えても『容姿』あるいは『キャラクター性』を社員の採用基準にしているとしか思えませんでしたよ。
特に女性の『メガネ美人率』には目を見張るものがあり、毎日がトキメキのメモリアルでした(笑)
■保守的な自分の通常の交友では出会えないようなユニークな方々とお話をする機会を得られたのも、とても刺激的で面白かったです。
いや〜、本当に『天井』は見上げるとキリがないですなぁ。

■…あ、そういえば唯一、辛かったことがありました。
それは一番腹の減る夜時間にタバコを吸いに外に出ると、近隣の飲み屋から匂いだけで飯が食えそうな香ばしい焼き物の薫りが漂ってくることです。
過酷なスケジュールから逃避して、ジョッキを片手に焼き鳥をつまもうと何度思ったことか!(笑)

■仕事の成果以外でこの3ヶ月に出た『目に見える結果』といえば、体重。
前の職場での勤務時:基準(身長に対して平均的な値)
勤務前(12月):基準−500g
勤務前期(1月・正月明け):基準+3㎏
勤務中期(2月):基準+1.5㎏
勤務後期(3月→親知らず炎症直後)基準+0.5㎏→-基準-1㎏
現在(3月末):基準−1.8㎏
■精神的なストレスもなく、3食目は軽めなものの全食きちんと食べており、あまつさえ毎日酒まで呑んでいたのですが、何故か順調に減ってしまいました。
ですが見た目に変化はないので、やはりデスクワークによってただでさえ少ない筋肉が更に落ちてしまったのかなぁと?
う〜む困った。鍛え直さないとこの先、立ち仕事ができなくなってしまう。
■そして得たものは、ある種の『加工技術』。
しかしあまりにも専門に特化した内容の技能である上に、今後ソレを使う予定は全くないという罠。
ああ…また『持ち腐れ』な無駄スキルを増やしてしまったのか自分は(^^;;)

■ともあれ諸々の貴重な機会と、勤務中も何かとご配慮を下さった雇用者の方に、ここからそっと最大の謝辞を捧げさせて頂きます。
■しかしあまり直接の手助けにはならなくて申し訳なく…結局、自分の契約期間中には現物の完成には至りませんでしたし。
それが雇用主の、(丁度自分の勤務期間中にあったらしい)「勤務評価に影響したのではないか…」と不安になったのですが、恐くて直には聞けませんでした。<チッキン!
どうか深刻な影響がありませんように…orz

■それから、今年の恵方にいらっしゃる歳徳神である姫神様にも、伏して御礼を捧げたいと。
恵方巻き儀式(笑)のおかげか、厳しいスケジュールで睡眠時間が激減する中を、病気も怪我もなく(まぁ親知らずの炎症はありましたが)無欠勤で仕事を完遂できました。
え〜と、『迷信』とか言って申し訳ありませんでした(^^;;)
■…あ、ひょっとして親知らずの炎症の原因はソレ(罰)か!?