絶対可憐チルドレン 9巻/椎名高志/小学館

絶対可憐チルドレン (9) (少年サンデーコミックス)丁度この巻収録分あたりから週刊連載を読まなくなったので、全編初読で何を見ても新鮮な気持ちに!
前後編的に2週で片をつけた2つのエピソードが、テンポ良く密度も濃厚で特に面白かったです。
キレた皆本による特殊雪上車アタック後のチルドレンのプルプル小動物具合もとか、チルドレン+澪によるペッタリ合体攻撃とか、その他とにかく表情や仕草がいちいち可愛過ぎでたまらんカンジで。巻を追うごとに描写が洗練されているなぁと再認識。
しかしマッスルに唇を奪われた皆本を見て、薫がと紫穂が青くなってマジ切れする中で、何故か葵だけが青くなると同時に頬を赤らめているのは一体…何かが彼女の中で目覚めてしまわぬように祈るのみです(笑)
『はじめてのおつかい』を影でこっそり見守る兵部はお約束だと思いましたが、肩に乗せた小動物と会話する(そしてソレを部下に生暖かく見守られる)姿に、「何この魔法少女系(だがヒロインのライバルポジションのツンデレキャラ系)」とかふと思いました。