お菓子な片想い 2巻／阿部川キネコ

小さな高校生ちまちゃんが好きになった男の子は、大きな下級生の手塚くん。でも手塚くんに好きな人がいることを知って、自分の恋心をなかったことにしようと彼と距離を置こうとするちまちゃん。けれども募る思いは止められず…。
小さな女の子に詰まった大きな恋心の甘甘甘ずっぱい片恋物語、完結？
一応はハッピーエンドなのですが、大団円とは言えないエピローグが切なすぎてもらい泣きしそうな気分に…うおー、うおー、むしろここからが面白くなる所なのに〜！（T皿T）
しかし手塚くんの『優しさ』は非常に残酷なのに、何故か『不誠実さ』を感じさせられないのが凄いなぁとか…何故だろう。人柄なのか？
「いつかどこかで」という再開を匂わせる記述があったので、ちまちゃんの大輪の笑顔で終わる続編を熱望しております。