天上天下 17巻／大暮維人／集英社

因縁と策謀が交差する宿命の『予備戦』、ついに開幕！
奇人超人博覧会の作中で、菅野先輩のような『普通の人間』が努力と勇気で死地に臨むシチュエーションというのは、やはり燃えるなぁとか。しかし一瞬の油断で死亡フラグが立ちそうなのが恐ろしくもあり（^^;;）
繭壺はいけ好かないキャラですが、全裸時のリアクションと表情にはときめくモノが…裸靴下＆裸襟の恐るべき破壊力（笑）
同じく新キャラの運営委員の雷花は、対極的な癒し系一般人で小動物的可愛さを振りまいておりますが、何せこの作品のキャラなので、何かしらの伏線や陰謀を隠し持っているのではないかと勘ぐってしまいますな。普通っぷりが逆に怪しく見えて疑心暗鬼に（苦笑）
『そういう遺伝子ってどこで売ってるの？』に笑いが込み上げ。できれば彼女にはこのままフツーの人として、無事に審判役を全うして頂きたいものです。
あ、自分はイメチェン後の凪と亜夜の方が好きですよ。