魔人探偵 脳噛ネウロ 13巻/松井優征/集英社

魔人探偵脳噛ネウロ 13 (ジャンプコミックス)「主に十代の頃によく口にする『本当の自分』…というか、『こんなんじゃないはずの(現実の)自分ではなく、こうであるはずの(理想の)自分』を求めるのが『自分探し』というものだったっけなぁ?」と、Xの台詞を読んで思ったり。
弥子の言葉はごく真っ当な『大人』の台詞なんだけど、当時の自分を省みても、若い頃はそんな言葉には頷けなかったよなぁ、などと回顧。
でも他者と関わり合いながら生きるしかないならば、人の目と自分の目を合わせて『実像』とするしかなかろうよ、とか。証の立てようがない『本当』なんて、結局自分で決めるしかないんだよね、とか。
…などなど、まぁXの場合はその特質も含めるとそう単純な話でもなかろうなと思いつつ、特に掘り下げも推敲もせず書き出してみましたメモ。
ソリャそうと、『遠足に宅配便召喚』や『海中で息継ぎナシの食事(漁込み)』など、弥子の食欲魔人伝説だけを集めた1本も読んでみたいものです。まだまだこんなモノじゃないはずだ(笑)