るくるく 8巻/あさりよしとお/講談社

[rakuten:book:12587237:image:small]六文、波乱の(まぁこの作品で波乱が巻き起こらないことはありませんが)修学旅行へ。何だかんだで『人生勉強と思いで作り』という修学旅行の2大目的は十二分に果たされている…よな?
毎度の破天荒な日常ネタにからめて、悪魔と天使の抱える秘密が思わせぶりに織り込まれるオチでしたが、その辺はいつ明かされるのだろうかなぁ。いや、明かされなくてもるくが可愛いので問題ないですが<思考停止するなよ(^^;;)<いやだって『カールビンソン』の過去があるし、その辺りにあまり過度な期待をしてもなぁ?
るくに淡い恋心を抱く少年と、だが少年であるが故の羞恥による失敗で終わってしまう初恋未満なエピソードが味わい深かったです。いつかまたるくと再開できるといいな少年!
新たな神の僕(人間の信者)が登場しましたが、やはりこの作品は悪魔や天使よりも人間の方がおっかないよなぁとか思いました(^^;;)