潔く柔く 7巻/いくえみ綾/集英社

潔く柔く 7 (マーガレットコミックス)自分の好きな中西が、友人のカンナに強く想いを寄せてゆくことへの不安と苛立ちに耐えきれなくなった百加は、カンナに「消えて 大きらい」と拒絶の言葉をぶつけてしまう。
互いを避け口も利かなくなってしまったふたりだったが、自分があげたお土産をカンナが大事に持ち続けていたのに気付いた百加は…。
女同士だって、全力でぶつかり合って真の友情が生まれたりするのだ!
というワケでひとまずは大団円。しかしカンナを縛るハルタの呪縛はいまだ消えず…カンナを幸せにしてくれる『たったひとりのひと』はどこにいるのだろうか? 中西では今イチ力弱そうなのだよなぁ…(^^;;)
そして新しい物語。デザイン専門学校生の音々は、カレー屋でステキな食べ方をする男の子に一目惚れした。後日、再会した彼を捕まえてそのバイト先を聞き出せた音々は、勇気を出してその店に入る。そこで知った彼の名は…赤沢禄。
というわけで、禄ちゃんの再登場。カンナを巡る物語とは別軸の話に見えていた禄の物語ですが、やはりいずれ回り回ってカンナの物語と繋がるのかなと?
とりあえずはこの新しい恋話の続きを楽しみに待っております。