Replca 1巻／唐々煙／マッグガーデン

黒刀、赤髪、一文字傷。雇い主すら殺す殺人用心棒として名を馳せる凄腕剣士の赤狗が、フラリと立ち寄った町で出会ったのは、動く人形を追う少年・カル。そりの合わぬふたりが人形の襲撃に共闘で応戦し、深い傷を負った赤狗の痛みをカルが引き取った時…互いの間にその『契約』が結ばれた。
店頭でパラ見したら絵が好みだったので購読。
正直キャラ設定や物語はどこかで見たような『ありがち』の域を出ないのですが、今後の流れ如何では化けそうな感じもするので追ってみようかと。
今巻では主役2人の描写をきっちりやっていたので、次巻以降は周辺の人物や物語世界にもう一段の深味を期待したいです。
文明レベルや社会構造、そこに於ける組織（CARS）とそれが一般からどのような認識をされているかなど、曖昧な世界設定がもう少し彫り込まれるともっと面白い話になりそうな気がするのですよな〜。