君と僕。 5巻/堀田きいち/スクウェア・エニックス

君と僕。 5 (ガンガンコミックス)春の弟・冬樹の甘酸っぱすぎる初恋物語で胸キュン。千鶴→茉咲→春の一方通行具合にヤキモキ。ピュア〜なものに接するこっ恥ずかしさで床を転げる、作中は冬でも青い春真っ盛りな最新刊。
茉咲ちゃんの一人称から見る春や千鶴の話なんかも読んでみたいですなぁ。
恋だけでなく笑いもいいカンジ。ノリと勢いと、見当外れな真剣さに投げやりさが入り交じった、素人ならではの妙な面白さが溢れたリレーマンガネタ。自分もやったっけなぁ昔(黒歴史)…ああいうのって、参加人数が多ければ多いほどカオスになるよな〜(笑)
再び登場のあきらが、相変わらずのやりたい放題のあげくに美味しい所は全部持って行ったのにも笑みがこぼれました。しかし本当に何をやって生活しているのだろうなぁ彼は?
今は遠く離れ、けれど確かにかつては自分たちも過ごした『季節』を謳歌する5人組を暖かく、少し寂しげに見つめる、大人になった『あきらとこーちゃん』の姿に、何だかこちらもしみじみとした気持ちになってしまいました。