08/9/16〜9/19

■ 『大伝説の勇者の伝説/3、4巻』

大伝説の勇者の伝説3  青色吐息の大計画 (富士見ファンタジア文庫)

大伝説の勇者の伝説3 青色吐息の大計画 (富士見ファンタジア文庫)

大伝説の勇者の伝説4  虚々実々の大幻惑 (富士見ファンタジア文庫)

大伝説の勇者の伝説4 虚々実々の大幻惑 (富士見ファンタジア文庫)

相変わらず読むと疲れる文章なのですが、何だかんだで話の続きが気になるので追っていたり。軽く読み流せるというのは美点だよなと。

■ 『きみとぼくが壊した世界
きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)

1周してみれば結局何も起こっていない話ですが、黒猫先輩のアレがナニな姿に色々ときめく内容だったので大満足です。

■ 『誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない』
誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない

誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない

『本質的過ぎると、全く無意味になる。本質通りに本質的だったな。』
という文中の台詞のままの、期待通りの一冊でした。

■ 『ひぐらしのなく頃に解 第三話 皆殺し編(上) 』
ひぐらしのなく頃に解 第三話~皆殺し編~(上) (講談社BOX)

ひぐらしのなく頃に解 第三話~皆殺し編~(上) (講談社BOX)

オチは既に分かっているのですが、早く続きを読みたくて仕方ありません。

■ 『ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ』
ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ (ガガガ文庫)

ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ (ガガガ文庫)

原作を裏切らぬ、ファン納得大満足の最高のオリジナルノベル。
原作の巻末おまけさながらのノリのシャドーファルコンの活躍は、ぜひマンガでも読んでみたかったです。あとボンテージSM女王なレヴィの絵はカラーで見たかった!

■ 『容疑者Xの献身
容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

確かに猛烈な『献身』ではあるなと思うものの、私的な価値観からするとあれを決して『尊い愛』だとは思えないなぁという感想で。
推理小説としては正直「小利口な人物の冗長な犯罪で、長編としては薄味だなぁ」と思いました(つか、ぶっちゃけあの状況で、あれほどの情念と覚悟があるならば、分解して冷凍して少しずつ細切れにして随時便所にでも流せば完全犯罪じゃないか?)
しかし主人公を女性刑事とするオリジナル設定で(当然そちらの恋愛展開も織り込んでいるであろう)映画化をするということで、むしろそっちの方が面白くなりそうだなという、映画に対する期待は募りました。

■ 『四畳半神話大系
四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

混沌の大学生活を背景に、神秘(?)の四畳半を軸として、エキセントリックで憎めない登場人物たちがドタバタと織りなす、懐かしの正統派テキストアドベンチャーを思わせるIFの多重世界。
読みつつ何故か内田美奈子(但し『赤々丸』の頃)の絵が脳内に浮かんでいました<以前コメントで頂いた高橋留美子でもいいなぁとか。
ちうかもう小津の一人勝ち小説だよなコレ。