08/10/28〜10/31

■ 『カミヨミ/9巻』

カミヨミ 9 (Gファンタジーコミックススーパー)

カミヨミ 9 (Gファンタジーコミックススーパー)

ほぼ予想通りの展開な『女郎蜘蛛編』は、この巻で終わりかと思いきや、『神剣』にまつわる話へと転変。単発エピソードで繋いできた物語の流れが、そろそろ大筋に集約されるのかなとか。
つーか、次巻でラストとか言われても、うっかりまとまりそうなのが怖い流れですな。周辺キャラの活躍エピソードもまだまだ読みたい所なので。

■ 『GUNSLINGER GIRL/10巻』
GUNSLINGER GIRL 10 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 10 (電撃コミックス)

落ちる砂は速度を増し、残りわずかとなる砂時計で時間を眺めるような日々の中で、トリエラは自己の来歴を知る。
その生は短く、だが重く、そして濃密なる希望と愛に満ちて。
始まりがどんな形でも、心が添ってそれが暖かいのならば…それもきっと『愛』なのだろうと。

■ 『よみきりものの… 北国楽園』
よみきりものの… 北国楽園 (ビームコミックス)

よみきりものの… 北国楽園 (ビームコミックス)

『焦点のぼけた内容』との著者氏談ですが、それでこその竹本作品。つかむしろそうであれ!
何がどうとはっきり言えないのですが、今巻にはその良い部分が絶妙に連鎖・増幅されていたなぁとか。キーワードで繋がっているとはいえ、読み切りでバラバラな作品なのに、1本の長編を読んでいるような気になりましたよ。
『ウロボースの日』は自分の竹本ツボにジャストな作品だったので、また続編を読んでみたいものです。
読んでみたいと言えば、サトミーの小説を実際に読んでみたいものですよ(笑)

■ 『共鳴せよ!私立轟高校図書委員会/3巻』
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 3 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 3 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

今巻も「あるある!」と絶叫の図書&ヲタネタに共鳴しまくる傍ら、キャラの魅力を前面に押し出したエピソードに笑いが止まらず。
短い登場ながらインパクト最強なインテリコギャルズも健在で、環境知識を披露するその姿にウッカリ惚れそうに…次はもう宇宙に行くしか!
…てか、いつの間に高尾山はミシュランで紹介されていたのだろう? ソリャ混むよなぁ山頂も。

■ 『ペルソナ3/4巻』
ペルソナ3 (4) (電撃コミックス)

ペルソナ3 (4) (電撃コミックス)

ゆかり×美鶴祭の最新刊(違)。アイギスの登場シーンがサックリ削られていたのは寂しかったのですが、著者氏による構成意図を読んで色々と納得。確かにまっとうにやってたら何十巻にもなりそうな話ですしねぇ…(^^;;)
そしてあの3人組が不在だったことに、著者氏のコメントで今巻ようやく気付いたという…(遅)

■ 『惑星のさみだれ/6巻』
惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス)

うっすらと予想はしていたものの、ラブコメフラグがこれほどまでに死亡フラグに密接している展開だとは…とはッ!!!(号泣)
ふたりの繋がり、みんなとの繋がり、その断絶、そして欠落、日常の延長に横たわる絶望と虚無、その先にある弔い…想い出は美しく、されど埋葬の先も物語は進む。
心を許し、愛した者の死に騎士が…そして夕日と姫がどのように心を動かしたのか。それはふたりの『野望』に新たな何かをもたらしたのか。先の展開からも目が離せません。