09/8/4
■ 『BLEACH/40巻』
- 作者: 久保帯人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/08/04
- メディア: コミック
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…と思いきや、最後の最後でのオチで爆笑。グッジョブ石田!てか先生www
喧嘩をやめて〜ふたりを止めて〜…な本編は、恩を仇で返す小姑コンビによる織姫とのキャットファイト(嘘)と、何をしに来たのかサッパリなふたりのかませ犬っぷりがゴイス。てか、ツインテールの『女の意地と誇り』な奮闘には(まぁ目指す方向がアレですが)フツーに感動もしてしまったり。てか、一護とウルキオラが織姫を取り合う(違…<いや、いんでないソレで?)のは分かるのだが、ふたりはあの変態誘拐魔なエセメガネの、何がそんなにいいのだろうか?
状況としては不謹慎な物言いですが(まぁ一護どうでもいいし<をい)、惨状にうろたえ悔恨の涙を流す織姫たんで激しく萌え。やー、「あの呼びかけに答えてこその主人公!」と思わせる(つーかそれによって逆説的に一護の主人力を底上げする)、猛烈なヒロイン力だよなぁ。
で、『斬魄刀票』の結果に『乱菊さんの胸』とあったのを見て、マジ吹きしながら激しく同意。しかしアレは武器に相当するのか、技に相当するのか?<どちらでもあるか
■ 『魔人探偵 脳噛ネウロ/23巻』
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/08/04
- メディア: コミック
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だから、廻る地球儀に乗る道化のような軽やかさで、魔人と探偵は楽しげに踊り続けるのだろう。この先もきっと、ずっと。
ジャンプ史上に残る異色怪作かつ快作が、堂々の完結。
長編作品の終わり方として納得&満足のゆく話運び、加えて最後の最後までサービス満載の満点な終幕でした。しかし次回予告…めちゃめちゃ読みたいですよアレは! いつかまた、彼らに会える日を楽しみに待っています。
巻末収録の読み切り作品『離婚調停』は、奇想天外な一発ネタを味わい深く広げるキャラクターと、あっけらかんとトンデモ描写でえがかれる世界観とのマッチング具合がスゲぇツボです。
雑誌で読んだ時もとても惹かれたのですが、改めて読んでもやっぱり好きというかとても大好きで、もうどうしようかと思うほど心が沸き立ちます。著者氏の次の連載も楽しみですが、こういった読み切り作品もまた手がけて頂きたいです。
しかし…(出身者としては嬉しいのですが)何で新潟?
■ 『GUNSLINGER GIRL/11巻』
- 作者: 相田裕
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/07/27
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生きるために戦い、生かすために戦う。そのどちらもかけがえのないものなのに、そのどちらかはこぼれ落ちてゆく。それを見つめる少女達の瞳は、その先にある何を映し出すのか。
情動を揺らがせずに義体として『在った』ベアトリーチェが、最後に見せた力…それはただ他者から強いられた『命令』としてではなく、『条件付け』の檻をすり抜けて彼女の中に溢れた、自身の意思の力であったと信じたいのです。せめてもの、祈りに代えて。
確実に変化を続けるサンドロとペトラの関係に、ジョゼとヘンリエッタの間に落ちる影。そして喪われることがあらかじめ分かっているエンリカの笑顔…物語が語り出す未来に漠然とした不安と悲しみを覚えながら、やはり目と心が奪われてしまう作品です。
■ 『潔く柔く/10巻』
- 作者: いくえみ綾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/07/24
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「わー、ここで繋がるのかー!」と、満を持しての禄ちゃん登場。しかしカンナに対するあんまりな態度で禄ちゃん株が暴落(笑)
いや、だからこそ、その先の展開が印象的にもなっているのですが。
醒めない夢に捕らわれて、甘く哀しい痛みにまどろみ続けるカンナを目覚めさせるのは禄ちゃんなのか? まだまだ遠いふたりの距離を眺めながら、「とにかくどうなってもいいから幸せになってくれよ〜(T▽T)」とカンナの明るい未来を祈るばかりです。
しかしアレだ…可愛いとか綺麗とかの女性は、色々大変そうだよなぁ…。