09/12/2〜12/4

■ 『ぱにぽに/13巻』

ゲームブック付き初回特典を購入。しかしいつ遊べるんだコレ…orz
単なるネタかと思いきや、マジで『ベッキーのいない世界』で展開する最新刊。
読み始めたら普通にオモロかったので、「あー…別にいなくても問題ないかも?(^^;;)」とかウッカリ思ってしまったのですが、あのベッキー登場と続くヘタレ活躍を見て、「やっぱベッキーいないとダメだな!」と思い直しました。すまん、君の萌え力を侮っていたよ!ベッキーかぁいいよベッキー
しかしエリタンの魔法少女はエロかった…そして「なーんて」オチがいちいちツボだった(笑) 魔法少女と言えばベホイミちゃんが微妙にロリ化していてアレ〜? 今あっちはそういう流れなの?
姫子の分裂現象(妄想)は、「あー、『脳内自分会議』ってこんなカンジだよね〜?」的な?<中二病は完治不能(含む自分)

■ 『ああっ女神さまっ/40巻』
ああっ女神さまっ(40) (アフタヌーンKC)

ああっ女神さまっ(40) (アフタヌーンKC)

森里一行、魔界へ殴り込み(というか飛び込み)の巻き。
女神ズと螢一による協力バトル展開で、『音による攻防』がさりげに熱かったなと。『フツーの人』(だが凡庸ではない)螢一の、地味ながらツボを押さえた活躍がいい感じでした。うーん、続きが気になる。
ちらりちらりと見えてきたハガル様、その大物感を感じさせる言動も興味深く。彼女と女神たち&螢一が対峙する時が待ち遠しいですなー。

■ 『アニコイ/2巻』あまりにも個性的な各々が、それぞれあさっての方向に暴走して、『部』としては何をどうしたいのかがサッパリ謎だった『アニメ部』…が、何とマジでアニメーション製作に向けて本格始動!
そのためのプロット作りに、人材保護の名を借りた『ヲタ狩り』(笑)…意外な人物の思いも寄らぬ才能(や性癖)を明らかにしたり、あの人とこの人の驚きの関係が判明したり、果てに事態は受難の生徒会長まで巻き込んでヒートアップ!
「あたしたち達に足りないのは、きっかけ、だけなんじゃないかな?」
…だけかな? いや、だけかも?<他は有り余ってるしw
今巻もやりたい放題な一同の活躍に笑ったりツッ込んだりしつつ爆笑。ちうか地味癒し系かと思った荒張姉な夏子はんの強力さに唖然&惚れた! マジすごいよ夏子はん! 面倒見られてー! …だが黒魔術はちょっと…(^^;;)
何だかんだで一歩ずつ進んでいるアニメーション製作の進行具合だけでなく、ヤドカリちゃんの再登場(&栗栖とのフラグ進行)や、未登場で謎の高時(兄)など、以降に引く気になる要素もてんこ盛りの展開。うーむ、オモロたまらぬわ!
で、来年4月にドラマCD化。うーん…ビミョーにピンとこない配役?<単に自分が声優さんにあまり興味がないせいか?
気にはなるものの金がないので、旧知にたかって聞きたい所存。
つーワケで、おねがいエラい人〜〜〜!(どこかの方面を眺めつつ絶叫)

■ 『森のテグー/1巻』
森のテグー 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

森のテグー 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

ゆっくりと風車が回る、どこかにあるのどかな村。猫のテグーと友達が過ごすのは、ふとした思い付きや発想の転換によって『あたりまえ』がそうでなくなる、ちょっと不思議で愉快な毎日。
言葉や行為の解体と再構築…とか言うと大仰ですが、「ふとした思い付き」や「ちょっと視点を変えてみる」だけで、私たちの周りにもありふれているアレやコレが、思いもよらぬ面白さを見せてくれたり。
どれも面白いエピソードだったのですが、特に印象的だったのは『銭』。
テグーの気持ちの流れにとても共感できる話だったのですが、その幼さでそこまで悟っちゃって、どーすんの君は?(^^;;)
まぁ「たかが金」の後には、もう一段階「されど金」という認識が待ちかまえているワケで、そこから更に、「たかが」と「されど」を行き来したりするのですよな…ニャン・テコッタ!

■ 『ねこみみぴんぐす/1巻』
ねこみみぴんぐす (1) (まんがタイムKRコミックス)

ねこみみぴんぐす (1) (まんがタイムKRコミックス)

何故か『ねこみみ』が生えてる頑張りやさんなひより、クールなのにぬいぐるみが手放せない花、勢い上等なヘッドフォン少女の葵。卓球部に入部した3人組が、部活で一生懸命&日常でかわゆく楽しく過ごす4コママンガ。
ジャケ&チラ見で買ってきたのですが、ほのぼの萌えるゆる〜い流れが好みで、自分グッジョブ! しかしひよりが『四つ耳』なのが自分の好みからするとビミョーな…<でも『二つ耳』だと『日常モノ』から逸脱しちゃうものな!<いや『四つ耳』もビミョーじゃね?<ソレは『どり〜夢』の範疇内だからオゲ!
自分もひよりの耳をふにふにしたいなぁ。

■ 『ういういdays/8巻』
ういういdays 8 (バンブー・コミックス)

ういういdays 8 (バンブー・コミックス)

帯の煽り文句に「まさかねー…まさか!?」とドキドキしたものの、潮と妙子はやっぱりまだまだ『ういうい』でした。ぐぁ〜! あの6センチのもどかしさがたまらなくトキメくもじれったい!
もー、あのふたりは結婚するまで清いままでいればいい!(やっかみ半分)
いまだ恋愛未満な哲平と知花の距離感にも、相変わらずやきもきと…もう告白しちゃえよ! そこから色々自覚して進んだり、気持ちが育ったりするんだZE☆<…まぁそうでない場合も多々ありますが、このふたりはソレがいいと思うのですよな〜。
という二組を余所に着実に恋愛を育む薫子ちゃんは、ちょっと秘密の恋がついに両親公認に。誠実に互いを想い合うふたりが認めて貰えて本当によかったなと…幸せになれよ〜(T▽T)<まだ早い
あー、かずみはもう、卒業して教員として戻ってきてから色々始まればいいと思います<遠大なロマンスだよな〜(^^;;)

■ 『BLEACH/42巻』
BLEACH 42 (ジャンプコミックス)

BLEACH 42 (ジャンプコミックス)

尸魂界にトバされたコンの冒険が、冒頭からの「君のことは忘れない!!」というステキモノローグに違わぬオモロ展開に。だが確かにアレの前で寝たふりなどできぬ! そして続く「はいドーン!!」でマジ吹きしました。スゴイよトルエさん。「かかったなクズが…」の台詞もステキ過ぎです(笑)
あー、早く続きが読みたい。本筋よりこっちが気になりますよ(いや、自分の中ではこの巻中ネタの方が本筋ですが)。しかし、そいやネルはどうなったのん?
有難い講釈とともに繰り出される必殺技→が破られる→が更なる有難い(以下略)…という毎度のグダグダした展開を打破すべく、ついにうっかりあらかたの読者が忘却していたであろうバイザードの軍勢が登場。恐らくまた有難い(以下略)な展開になると思われるも、諸々因縁を含む死神隊長たちとのやりとりは、それなりに感慨深く。
だが、完全に拳西のアウト・オブ・眼中な檜佐木が不憫な(笑)
ソレはソレとして、天然嫌味な浮竹と、ソレにあしらわれる突貫(ツルペタ)少女・リリネットのコントがツボでした。しかしスタークたちの本体が、何故リリネットのような『かたち』に『分けた』のかが謎だよなと。いや、何かまぁ気持ちは分からぬではない…いいよなツルペタ少女!<ソコか!<他にどんな理由が?(笑)

■ 『青春攻略本/1巻』
青春攻略本 第1巻 (花とゆめCOMICS)

青春攻略本 第1巻 (花とゆめCOMICS)

男子校に通う伊勢崎は、通学途中で見かけた女子校の上級生に心を奪われた。互いの学校を隔てるのは高くそびえる敷地の境界。校舎の窓越しに見える彼女に向けて伊勢崎は手を振り、それを眺める彼女は無表情で手を振り返す。だた、それだけの関係。
しかし卒業を控えた時期に彼女は姿を消した。もう一度彼女と会いたいと願う伊勢崎は、そのただ一度のチャンスが彼女の『卒業式』だと知るが…。
そんな伊勢崎の恋に巻き込まれた友人たち…物語の主役は伊勢崎から、気のおけぬ存在である彼らへと映りながら、各々の立場から恋やら友情やらを語るのです。
という読み切り連作な青春群像劇。それぞれの視点から互いを見つめ、協力したり、時には反発したり。去りゆく時間を惜しみつつも、ここぞと言う時にはすぐに走り出す。青春ならではの煩悶と、ゆえこその身軽さと。
とかいう御託はさておき、こういった『日常にありそうな出来事と、その現実的な範疇に於ける友情と努力と勝利(?)、そしてそのアドリブドライブなノリ具合』をえがく学生物語が大層好物なので、この作品には非常に個人的なツボを突かれました。
…まぁ現実の『男子高生』などはもっと下世話なモノなのですが、逆にそういう生臭さがないゆえに、その透明感が彼らのひたむきさを印象的に、より鮮やかに見せているのだろうなと。
遠くない未来、彼らのモラトリアムが終わるまでのかけがえのない時間。いつか将来の自分に、この時のことを「もったいない」とは言わせない…そう思う彼らの今しかできない疾走の物語に、存分に魅せられたいと思っています。