10/4/7〜4/11
■ 『バラエティも〜にん/3巻』
- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/03/27
- メディア: コミック
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完結。いや、私的にはこのまま永久にぼんにゃりと続けて頂いても全然問題なかったのですが、残念です(笑)
やーでもマジで、この『開けてビックリ玉手箱』なのに徹頭徹尾まったりとした流れが、著者氏の作品の中でも特に好きなシリーズでした。
『真犯人』が不在でも『謎』の魅力はちっとも色あせない…というのは、実は結構スゴいことだよなぁ。
■ 『日々にパノラマ/1巻』
- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/02/23
- メディア: コミック
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割と常夏気味の南の島で、呑気な人々のぼんよりまったり時々不思議な日常物語。
竹本画のそばかす元気少女は本当に可愛いなぁもー!(でも著者氏に『そばかす』への思い入れはないんですか!? 自分もがっかりしました!w)
実は結構スゴイ出来事が、やっぱりぽにゃ〜っとえがかれてしまうオキラクゴクラクの世界観。いやもー心の底から和みますわ〜。
愉快な南の島ライフの春夏秋冬(だが主に夏w)。以降も智尋たちの可愛い活躍が楽しみであります。
■ 『魔法先生ネギま!/29巻』
- 作者: 赤松健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/17
- メディア: コミック
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…というシリアスな大筋の中でも、仮契約のドタバタやそれにまつわるロマンスにと、女子の魅力を最大限に引き出すエピソードが満載。
その時々で焦点を当てられると、その女の子が一番可愛いなぁと思わされてしまう絵と物語の描写は、分かっていても釣られるちうか…今回は古菲に茶々丸に夏美、各々の逡巡や葛藤とその克服の模様が愛らしくてたまらんかったですよ。特に茶々丸の自己存在への疑念と涙は…いや、それをできること自体がもう『心』以外の何物でもないと思いますし、それをきちんと『証明』してみせたネギの誠意とヒーロー力には渾身の拍手を。
やー、でも個人趣味で一番萌えたのは、やはりネぎと千雨とのやりとりてか関係性かなと。理由もフォローもなく「いつも傍にいて欲しいんですが?」で、そしてその信頼に応えて我を失ったネギを呼び戻す千雨ビンタ!(笑)
ラブの甘酸っぱさのみに収まらぬ燃える関係が熱いです(ラブコメ的にはラカンと千雨の応酬の方が萌えるかなと?)
このふたりの関係には、長く密かに(でもないか)注目しておりますよ。
■ 『弱虫ペダル/11巻』
- 作者: 渡辺航
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: コミック
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チームの牽引という大役を負かされた坂道は決意を新たにするが、その晴れ舞台を目前に、思わぬアクシデントが彼を薙ぎ倒した。
極限勝負の勝利に酔う間もなく、長く続く勝負の中で新たな試練に見舞われる総北チーム、そして坂道。
超絶過ぎる逆境で絶望に目が眩む中、それでも勝利を目指して最善を尽くそうとする総北チームの、そして坂道の輝きを失わぬ目の光と打たれ強さには、胸の中の色々な感情が熱く滾りますよ! かっけー!!!
特に巻島先輩。空元気の楽観でも、合理主義に裏打ちされた諦観でもなく…その余裕は根拠のない、けれど絶大な確信をもって託した『信頼』だった。
メンバー誰もが「ありえない」と心の何処かであきらめかけてしまう程の悪条件の中、同じ『クライマー』として共に走ってきて、それゆえに坂道の力を信じ続けている。だからこそ自分の悲願すらも胸に押し込めて自らの仕事を全うしつつ坂道を『待つ』巻島先輩…何つー男っぷりだ! たまらん!
そしてその信頼に応えるような、限界を超えた坂道の激走がまた! だがその前に立ちはだかる(よりにもよってな)最大最悪最強最後の『壁』の厚さ…じじ次巻刊行が待ち切れぬ!
…でも誘惑に負けてここからウッカリ週刊誌に手を付けると、感動が薄れちゃうからなぁ…我慢だ我慢…orz
■ 『3月のライオン/4巻』
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: コミック
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色々なことが思い通りには行かず、同じ場所をぐるぐるっと回り続けているような感覚に焦燥を感じて…けれど様々な人たちと関わり、その手を取ることを少しずつ覚えてゆく中で、僅かずつだが彼の視界と心の引き出しは広がり始めた。
そんな零の物語に心惹かれるのですが、それに添うように語られる人々の物語が、また切なくも魅力的に綴られているのに目を奪われてしまう作品。
今巻では読んでいるこちらの胃も痛めるような島田八段の生き様が、こう…胸を締め付けるのですが…、それでも自分が本当に引かれるのは島田八段の弱さではなく、その強さの方で。それは棋力ではなく、人間力の強さ。重圧でたわむことはあっても決して折れぬ竹の強さのような…こ、言葉が出てこない…。
棋士としての活動を主眼とするが故に友との繋がりが薄く、『学生』としての楽しみを甘受できぬ零。けれどそんな零をきちんと見守って、(多少無神経ながらも)その背を守ってくれた先生は、本当に立派な先生だなぁと思いました。
生徒の自分に教師がいて…これも立派な『学生生活』の喜びだと思うのです。
あと、零と香子のやりきれぬ『姉弟関係』と、それを見てふたりの間に横たわるものを察するあかりさんの独白。
逃げ場はないのに猶予だけが続くような、真綿で首を絞められているような陶酔感すら感じるふたりの間柄…それが辿り着く先も気になる所です。
…と、いう重い状況やテーマを、雰囲気を壊さぬいい具合の笑いや和みのシチュエーションで緩和して下さる著者氏の語りには、随分と救われますよ。
まぁ、だからこそ対比的に、重い部分がより染みて感じられたりもして辛いのですが…けれどやはり、作中の人々の生き様からは目が離せないのです。
■ 『Holy Brownie/6巻』
- 作者: 六道神士
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: コミック
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過去LOGを見返したら前巻感想でワリと自己結論が出ていたような気が?
巡り巡って『全てのはじまり』に辿り着いたふたりが、正にこれから産み出そうとする『新世界』がどのようなものになるのか…興味は猛烈に尽きませんが、物語はここでおしまいです。残念。でもキレイに落ちたなぁと感慨深くもあり。
「その先もふたりはいつまでもずっと末なが〜〜〜〜〜く、愉快に暮らしましたとさ。めでたし、めでたくもなし」<…って、最後が平耕フレーズて(笑)<でもそんなカンジだよね?
■ 『BLEACH/44巻』
- 作者: 久保帯人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/04/02
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…とかいう短い本筋(え?<いや、自分にとってはこっちが本筋ですが何か?)
一護、足し算ではなく引き算により算出された『条件』によって『主人公としての必要性』を獲得するの巻き。そして『実力者から立てられる』形で有用性を主張されるものの、その『実力者』たちから見せ場をことごとく奪われる罠(笑)
うん…今回は野郎ばっかりで元気出ないんだ…(卯ノ花隊長の毒舌とぽっちゃり唇はいいカンジでしたが、お色気には欠けるのでネ…)