アイドル誕生!?@嘘喰い


■ 未遂で終わっとけwww
…てか、『犠牲者』が固定化してきたなぁ?(笑)<まぁ『全員がお屋形様の犠牲者』と言ってしまうとソレまでですが
■ マスコットキャラといえば、最近気になったのはコイツ。どう見ても喪黒の顔をした『覇王の卵』。「どげんかせんと」イカンのは、貴様の存在だ(笑)
…とか言いつつ、コレが出現したというイベントがどんなんだったのかが猛烈に気になります。あと語り口調がちょっとカワイイ系で、ウッカリ「…アリじゃね?」とか思ってしまった自分が恐いです。



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の188話感想。
斑目さんの財テク活動、めちゃめちゃ順調に(タチ悪く)レベルアップ中。
■ 「すわ!マネー主体のパワーゲームでTV局乗っ取りの攻防戦か!?」…と、出だしのシチュエーションは燃えたのですが、フツーの格好で出てきた梶ちゃんの言動を見て即「…ああ、『時間叙述(トリック)』か」と気付いてしまったら、話の構造(株所有者の図式と斑目さんの目算)に見当がついてしまい、以降あまりハラハラ出来なかったのが残念でした。
うん、思った通りの展開とオチで<いや、でも株式や金融や経済の知識はないので、仕掛けの詳細については斑目さんの講釈を見るまでサッパリでしたが。
■ …というか、この手の頭脳戦に於ける斑目さんの『(今の所は幻想ではない)安全神話』つーか絶対不敗のイメージが強過ぎるのも、スリル感を損なわせる原因でもあるよなと(対暴力の場合だと凄いハラハラしまくりますがw)
■ とは言え(偉そうになぁ…)、『LBO』というシンプルなワンアイデアを核に、トリッキーな語りによるどんでん返しで小気味よく魅せてくれたエピソードでした。一連の流れから至る斑目さんの勝利のキメ台詞にはシビレましたよ。流石。
■ …とか書いていて、「あー、今回のシリーズ(特に番組放映が始まってから)は、単発のエピソードを連鎖させ組み上げられているような?」と思い。
いやこれまでもそうでしたが、今回のはエピソードごとに象徴する出来事(あるいは内包するイメージ)が多彩で、それらが連鎖するスパンが短いような気が?
例えると、『織物』ではなく『ステンドグラス』で全図を眺めていくような。
…まぁこの辺は個人的な心象による、『解釈』と言うよりは『認識』の話ですな。

■ 今回『事実』として判明した情報として、『番組は2時間SP』で、『みーちゃんの件はやはりイレギュラー』。
前者はリアルに考えると「生放送であの内容だと3時間ないと厳しそうだよなぁ」とか思うのですが、視聴者の反響も大きいようなので、「急遽放映予定を変更して…」とかになりそうな。
後者はまぁ、ソリャそうだよなと。もし一連のあんなんが『予測』できたら、斑目さんは予知能力者ですよ<てか事前に分かってたら、『脱衣』の時には何としても意識を保っていただろうて(笑)
と思うと、アレは斑目さんの(油断すると存在から乖離しがちな)『人間味』を描写するための挿話だったのかなぁとか思い。
■ そいや梶ちゃんは、(番組出演もそうですが)随分と重要な仕事を任される(そしてこなせる)ようになっているような。地味ながらも着実な成長具合が垣間見えて、そこはかとない微笑ましさを感じますよ<まー仕事の内容はあまり『微笑ましく』はありませんが
■ しかし梶ちゃんがこの『錬金術』のからくり(自分が事前にした仕事の意味)に気付いたのは現場に来てから、しかもつい先刻っぽいような?
そこを事前に説明しておかなかったのは、斑目さんの『教育』の一環なのかどうなのか?<存外「後でビックリするだろーねー」程度の意識だったら…まぁソレはソレで面白いか(笑)
■ んー、で、アレ? 松山があそこまで必死に番組を中止させようとしてたのは、結局彼が犯人だからなのか? ないしは犯人に組することで利益を得る者だからなのか?

■ オッシーは、ついに「(自らの罪も含めて)闇を暴く!」と決意した模様。
過去のパターンから察する『作中倫理による生死判定ライン』でボーダー上をウロついていたオッシーですが、これなら何とか『救済』されそうな気配?
…いや、臆病風に吹かれて心変わりとかしなければ、の話ですが。
■ オッシーという『存在』(が意味するもの)については以前の感想

今回『悪』という形で物語に据えられたものは、かつてあったような『歪んだ美学による嗜虐』や『偏った思想による暴力』を体現する者ではなく、ただ『犯した過ちと向かい合えぬ、人が誰しも持つ弱さそのもの』なのではなかろうかと。
…と、いう仮定を礎にした時、「では、斑目さんはそういうものに対してどのように処するのか?」という点がとても気になります。

とか書いたワケですが、オッシーが更にこの先の『選択』をどうするかはさておき、いずれにせよ上記の点についての斑目さん(というか『作品』)の『答え』が見られるのではないかなと、楽しみにしております。



■ さて本筋の話に戻って。
TV局の生命線どころか心臓部である『主調整室』を、あっさりと賭郎に占拠されている集英テレビ。「アレ? TV局ってテロに対する備えとかがあるんじゃなかったっけ?」と思ってググったらこんなんが。
成る程…でも(作品の場合は)結局『兵力』でヤラれたってコトか?(^^;;)
■ しかしそんなゴイス『兵力』である賭郎の『牙城』と化した主調整室が、何者かの、しかも『暴』により狙われている気配が濃厚。
これも斑目さんの『思惑通り』なのか。それともこの展開こそが『思惑』なのか。
あるいは仕掛け側(斑目さん)への『逆ドッキリ』的緊迫展開が到来するのか。
あと、「ボチボチちゃんみだのカッコいい『暴』の猛威を見てみたいよネ!」という読者の願望は満たされるのか否か?(笑)
■ …と気になる所で、来週は休刊なのですよな〜!!! 2週間は長いって…orz