賭郎のお中元@嘘喰い


■ 夏の(軽いテロ行為としての)ご進物、ご贈答にぜひどうぞ。



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の196話感想。
■ 私的にはコレだけ書いとけば満足な気もする、今週の2大ツッコミ ↓
 ・何のマンガが始まったかと思ったヨ!(笑)<てか賭郎の過去話かと…
 ・先週の『パアン』て擬音は、打撃音じゃなくて発砲音かよ!
■ というワケで、虎vs鱈(『とらダラ!』とか書くと、何処かで見たようなタイトルっぽい)戦の続きと、弥鱈の過去話。
■ 銃(パームピストル)は握り込んで発砲する単発式。警備員もコレでやられたようですね。弥鱈を撃った弾丸(こめかみ射抜かれなくてよかったね)は、どうやら左頬から右頬へと貫通したようですが、口内のダメージ(歯とか)はどうなってたのかなぁ?
…まぁ、歯についてはその後大量にヘシ折られたので、被弾のダメージとかもうどうでもいい状態になったよな(^^;;)
■ 巳虎は『號奪戦』後にこの仕事をしているとのことですが、「軽く揉んでやった」みたいな口を利く割に『手負い』ということは、相手もそれなりの実力者だったのかなと。
ひょっとして、巳虎はその『號奪戦』に勝って八號になったのか?
だとすると、その前は何號だったのか?<あと、その辺り(巳虎の『號奪戦』話)は今後の伏線になったりするのか否か?
■ 『元零號を殺った拳』…とは言っても、武器が『拳』であるならば(キャラクターの格付け考察的に)殺られたのは伽羅ではないだろうとは思いますが。
犠牲者は伽羅の後釜辺りとか?
いやでも殺られたのが『元の零號』だとするなら、『今の零號』は誰なのだろうかと?(まー外伝の佐々木希はさておきw)
というか、伽羅の特殊なケース以外に、零號が生きて『元』とかいうポジションに移行できるものかどうか? できたとしたら、どういう状況だったらありうるのか?
■ …立会人にも『(生きて)引退』という道があるのだろうか?
■ つーか、また立会人に欠號が!(笑)<今どの位『空席』なのでしょうねぇ?
■ 圧倒的過ぎるほど巳虎優勢で進行中な上、うっかり走馬燈にも見える過去話まで披露してしまった弥鱈ですが、勝利はともかく命だけでも何とか繋いで欲しいですね。
…でも正直、『勝負』(や双方の生死そのもの)については、その後の話が面白くなるのであれば、どちらが勝っても負けてもいいと思っています<酷薄な…

■ あー…うん。「『それ』について分析しようとすると、自分の『足元』も危うくなりそうでヤだなぁ…」という気がしつつも、少しだけ弥鱈について考えてみます。

■ 自分を抑圧し続けた圧倒的な存在が、更なる強者により蹂躙される。
父なる権威は失墜したが、そこには幼くも純粋な愛情が残された。
…けれど、『純粋なもの』が『善いもの』だとは限らない。
■ 自分に対して偉そうにしていいのは、『自分の人生を左右させる力を持つ人間』、『尊敬する人間』、『親』…だと語った弥鱈。
かつてその全ては彼の『父』を意味したものであったが、今やその『父』は、ただ『親』であるに過ぎない。(つーか父親はまだ生きていますかね?)
■ 愛する者への従順な思慕に、憐情あるいは失望という名の影が落ちる時。
例えば。彼は信じる価値観を破壊された不安に怯えながらも、心のどこかで征服者の破滅を喜んではいなかったか。感じた憐憫と愉悦は、その負い目がもたらしたものではなかったのか。だが…いや、だからこそ、その背徳感すらもが密の味だったのではなかったのか、と。
■ 目を逸らしつつも見つめることを止められない彼は、だがその行為の根にあるものの『正体』と、何処まで向かい合っているのだろうか。
彼は自らの『自慰』に対して、どの程度まで自覚的であるのだろうか。

■ …あ、ダメだ。やっぱラリってきた(^^;;)
精神衛生上の問題から、やはり彼の在り様についてはこれ以上考えないことにします。
■ そいや梶とかマルコとか雪井出とか箕輪とか弥鱈とか、『父(母)と子』の関係性を語るエピソードがさりげに多く織り込まれてるのは、この作品に於いてはどういった意図による『仕様』なのだろうかなぁ?<まぁ単純に、どんな物語でも『そこに於ける人物の根幹』を語るための基礎として用いられる題材ではありますが