10/9/17
■ 『ミカるんX/6巻』
- 作者: 高遠るい
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
今巻注目は、友情(あの臍矢が『友情』ですよ!)に目覚めた臍矢の変身した『魔法の守銭奴 クレイジー¥キャッシュ』の華麗なるバトルつーか恐るべき攻撃法…ありがち(つまり超基本)であるが故に怖ろしいハメ手の数々だ! しかもアナタの『お宝画像』とかゆわれたら、自分も「ヤベェ」と思いつつクリックしますよソリャ(笑)
魅力は感じつつも、そのあまりの百合あばずれっぷり(笑)に正直引いた目で見ていたアキでしたが、今回の突き抜けた活躍っぷりには惚れ直しました。マジかっけーなアレ!
しかし色々丸出しなのに、そうであればあるほど、むしろそういう情欲の目では見られなくなるよなぁこの作品(良いのか悪いのか…)
『人類史漂流』については「随分と分かり易い定番モチーフを持ってきたなぁ」と思いましたが、変に色気を出して奇をてらわず、理解しやすいベースでミカたちの戦いを魅せた所にむしろ巧みさを感じました。
次巻はついにあの『新たな戦士』が参戦。まんまあの子が中身なのかどうなのか!? 早く次巻が読みたいですよ〜!
■ 『星は歌う/9巻』
- 作者: 高屋奈月
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
それぞれが恋に進路に奮闘する中で得た、少し切なくも暖かい時間は…けれど避け得ない『運命』により彼らの道を大きく歪める。
つーワケで、「いずれこの展開になるだろうなぁ…」と思っていた巻末の引き。
ここをどう描き、どう乗り越えるかにより、『作品』としての印象も完成度も大きく変わることでしょうが…どうなるのだろうなぁ。
ユーリの告白は切なさ乱れ打ちでした。青春! 絵に描いたような美しい青春っ! だが少女マンガはそれが、そこがいい! 色々な意味でたまらんなぁ。
■ 『イエロードラゴンがあらわれた!/2巻』
イエロードラゴンがあらわれた! 2 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 田村光久
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: コミック
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
今巻もほのぼのドタバタコメディで最高に和ませて頂きましたが、完結…え…マジで完結!? こんなにカワイオモロいのに!? Σ(T△T)
いやでも著者氏のBlogを見たらば何らかの希望がありそうな気配が?
『週刊サンデーで移籍連載』とかならいいのになぁマジで。
ともあれ引き続き、著者氏の作品を追ってゆきたい所存で。
■ 『とりから往復書簡/3巻』
- 作者: とりみき,唐沢なをき
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/09/13
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
まだまだ読み続けたかったのですが、「両先生のファンとして超歓喜のこんな贅沢がいつまでも続くはずがなかったんだ…」と思えばあきらめも…つかねぇよ…もっと読みたかったよ…orz
とりあえず1巻から再読して哀しみを癒そうかと。
あと余談ですが、迫先生(嘘喰い@16巻)は、今巻の『アシスタントさんの話』を読めば心癒されるのではないだろうかと思いました。世にはもっと奇天烈な人がいます<下を見てどうする(笑)
■ 『瑪瑙之竜/1巻』
- 作者: 長澤真
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/09/15
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
『特異な能力』を持つ4人のチームが、昼と夜の顔を使い分けて様々な悪に鉄槌を下す…とか書くと『仕事人』のようですが、今の所は作中に目立つ死者はなく、断罪方法も『生け捕りで司法当局に引き渡し』なので、ソレ系にしては陰惨さや悲壮さのない軽妙なアクション短編連作です。
読んでいて時々「ん?」と思うようなぎこちなさを感じる部分もありますが、分かり易い『悲劇』による盛り上げではなく、視点や語り口の工夫と、登場人物たちの魅力で物語を回す世界観が心地良かったです。
以降は4人それぞれの『ワケアリ』部分に焦点が当てられてゆく展開になりそうですが、前述の基本スタイルを以降も貫いて頂きたいなぁと希望。
まだまだ面白くなりそうな作品なので、続巻を楽しみにしております。