公的抑圧@嘘喰い


■ 213話の引きページを見てて思いついた(というか気付いた)ネタ。
賭郎の『渉外最前線』に立つ女傑の、(恐らくは)意識下の憂鬱。
かなり若そうに見えますが、どのような経歴を経て賭郎の『外務卿』なるポジションに収まったのかが気になる泉江さんです。



■ 今週は5日に、もひとつ『チラシ裏』のネタをUPをします。

■ UP時はもう木曜朝なので、今週の214話感想。
■ 『地獄の講談師 [K・V]』の実況でお送りする、エレガントでエクセレントな『電波』放送が開幕! …って、めっちゃフツーに名乗っちゃってましたが、大丈夫なのかなぁカールさんは?
まぁ素直に引っ込んでるとは思っていませんでしたが、どんだけノリノリですかカールさんは。やはりあの『焼肉体験』で何かが壊れたか?<…いや、でもそいや最初っからあんな人だったよな<ソコもまた好きですが(笑)
■ ちうか、サブタイを見て「どこの乱歩だよ?」って思ったひと〜(挙手)

嘘喰いの、『負ける未来(さき)』と『勝利した未来(さき)』。
「選べるとしたら、個人的にはどちらを選ぶか?」と撻器に問われ、『敗北』を望むと口にした夜行さん。
果たしてコレは、単に「俺と闘(や)るのか?」 「御免こうむりますねぇ」…とかいうノリの、ジャブの応酬的会話だったのかどうか。
撻器がわざわざ『個人的に』と言い置いた辺りがまた微妙なカンジで。
■ この勝負の結果如何によっては生じるであろう『號奪戦』を視野に入れての発言だったのか否か定かではありませんが、撻器の視線による威圧は凄まじく、問いに応じる夜行さんの態度は一見弱気そうにも見えますが…でも相手の背景や、それを含む驚異を十分に認識しているにせよ、そんなんに萎縮するようなおとなしいタマじゃないですよなぁ?(笑)
嘘喰いの敗北を望むと言った、夜行さんの発言の真意はどこにあるのか。
…いや、端的に「『見せ物』見物に命を『賭け』ても、『懸け』るほどではないよなぁ…」とか思っているかもしれませんが?<でもそんな夜行さんはイヤだ(笑)
賭郎勝負の『アリーナ観戦』は、決して楽ではありませんなぁ。

斑目さんの、まさかの『独力による1階(安全圏)脱出』に軽く驚かされつつ、そのゴイス爽やかにキメたコマからの、速攻ワンパン喰らって尻餅をついた姿にマジ吹きしました。めっちゃ早っ!www
キメ☆→「話くらい聞いてよ…」の2コマの流れは、思い出すだけでまだ笑えるちうか…いや本当に、この辺りの著者氏のコメディセンスが非常にツボ過ぎで。
■ 『掴んだ珠を数えていなかった』、『[11]なら自分がどの数でもあり得る』
…この発想(動機付け)は思いもしなかったなぁ…。
しかし、「じゃあ斑目さんの所持数は、少なくとも感触だけで判断できる数じゃないのか?」と思ったり?
所有数が1〜5個位だと、考える(あるいは考えまいとする)間もなく、スラっと認識『してしまう』のではないかと?<ぶっちゃけ斑目さんレベルだったら、あのサイズの10個以下の珠数なら意識せずとも瞬時に把握『してしまう』気もするのですが…(^^;;)
■ 珠を掴んで説明を聞く間に、『相手との数の読み合い』(心理勝負)が主眼になることを察し、ソレに対する防衛策(自分が知らない情報は、相手も得られない)として選んだ手段だったのでしょうが…もし[ドティの部屋]で、「じゃあ次のターンを始めましょう」とかいう継続展開になってたら、[あり得ない数をコールするとペナルティ]なルールがあるので結構危なかったよなぁとか?
(あるいは、あの前提でゲームを継続しようとするなら、『[11]付近の数をコールしつつ相手の様子を伺い、口三味線で駆け引きする』しかないよなと?)
■ ちうか、とするとあの『部屋』に居た時点での斑目さんの選択肢は『1/8』でしかなかったのか(まぁ、部屋を出た現時点で1/7になったワケですが)
斑目さんが自分の所持数を知らない』状況であの勝負を継続していたら、(運を度外視し『論理ゲーム』として考えると)捨隈がかなり有利だったワケですな。
…いや、今となっては「うん、で?」という話ですが、私的にそのif条件が興味深かったのでメモとして。
■ メモといえば、「理屈が合わない」という台詞が意識に引っかかったよメモ。
■ とかいうのはさておき実際の所、捨隈は斑目さんの何を見て、『正解数を得た』と思ったのだろうかと? 本当にただの『神様コンプレックス』なのか、あるいはまだ何かの種が有るのか否か。前者だと『梟とのポーカー勝負』が陳腐な挿話になってしまうので、後者のパターンでの種明かしを期待しておりますよ。
■ …しかしどうするのでしょうなぁ、この後。やはりもう一度『部屋』のお世話になるのだろうかと?

■ で、『選択数』の絞り込み。
捨隈の相棒(今週もまた名前が明らかにならずw)が入力した数はハズレで『除外数』。
その数を見たマルコがソレを斑目さんに伝えられた場合は、斑目さんの『選択数』は1/6に。
反対に、もし捨隈の相棒がマルコを倒したら、斑目さんの『選択数』は1/7のまま…という状況。
■ 加えて、[もし捨隈の相棒がマルコの『生首』を入手した場合は、自分たち側の入力数を増やせる]という…てかマルコが生首取られたら、その段階で割とゲームオーバーだよなぁ?<斑目さんは、『どの程度の拷問』まで耐えられるでしょうねぇ?…<おぞましい想像だよな(^^;;)
ん〜…超頑張れマルコ!(笑)
■ …にしても、捨隈の相棒。
入力失敗を悟るなり、即座に情報の漏洩を阻むべくマルコの命を取りに行ったその判断力は見事ですが…彼にソレを成す実力は備わっているのかどうか?
コレでもし、次回冒頭とかでニトロのようにヤラれてたら、深夜のコンビニで笑い死ねますよ!?<常道的にはありえないが、何せこの作品の著者氏のされることはあまりに読めなさ過ぎますからなぁ…(^^;;)

■ タワーの外部は外部で、泉江さんによる開戦の口上があげられ、また、猫議員(存在を完全に忘却していましたw)の死体が発見されたことにより、賭郎とSATが一発触発の臨戦態勢に突入。そのSATに命令を与えている警視庁副総監と、対峙中のお屋形様サイドの動向が気になる所です。
■ てか、猫議員の死体の処理が、賭郎の仕事にしては随分と杜撰なように思えるのですが…アレは何らかの目的でわざと発見させるためにやっているのかどうか?
■ 包囲された電波塔という『二重密室』で繰り広げられる狂宴は、『花火』の打ち上げを待っている…という所で、次週は休載。
ぬあ〜! また長い2週間を耐えねばならぬのか!(T皿T)<血涙
そんな『帝国タワー編』の折り返し地点…と言うにはまだ早いスか?
ともあれ作業期間に猶予をおいて後の、更なる熱い展開を期待しております。