連載分感想(253話)

■ UP時はもう木曜朝なので、今週の253話感想。
■ 冒頭の「言うなよ、絶対言うなよ!?」的なダチョウ倶楽部を彷彿とさせる狙撃手コントは、まぁ大筋には影響のない小ネタだろうのですが、ああいう特に意味のない台詞のマシンガントークネタというのが個人的にはとても好きです(笑)
■ …とかいって、後々の伏線だったりしたら違う意味で笑うなと。いやサブタイの『落とされた狙撃手』の意味が今イチよく分からなかったので。
あるいはそれこそ『持ち上げて落とす』系のお笑いだった、あのやりとりそのものを指しているのか?<ないない



■ ヒートアップするロデムvs覚醒カラカルの死闘…てか、アレのように壁を登るマルコを見て「一部の昆虫や爬虫類のように、手や腕に細かい毛がびっしり生えててソレで登ったりしてないよな…」とかいう嫌な妄想が…。
■ 双方相当のダメージを負っているようですが、何よりも、バトル後にもし命があった場合は両者とも長期の歯医者通いを余儀なくされそうだよなと(笑)
■ ロデム制圧に対して「…だが」と逡巡を見せるレオの態度は、目的達成に対しての合理的な危惧なのか、人情的な感傷による懸念によるものなのか、あるいはその折衷なのか?
■ レオのためらいとは対照的に、一切の迷いも疑念もない殺意を振りまくQ太郎の残留思念。そして「いつも通り」と嘯くその殺戮の意思に呼応して、過去の罪歴をその脳内に蘇らせているかの如きロデムの描写。
けれどそこには同時に、声も意思も発せなくともマルコが居る…というか、脳内に語りかけているQ太郎も、それに操られるように破壊を尽くすロデムも、どちらもマルコなのですよな…。
混濁する意識のまま、剥がれ墜ちた面の下から現れたその顔は、果たして『誰』のものなのか?

■ そんな悪鬼たちの喰らい合いと同時進行する、立会人と密葬課の死闘。
250話のキメ台詞時に続き、またしてもどうしてもゴイス放屁シーンにしか見えない鷹さんの助手席ターンwww もう先生ワザとやってませんかアレwww
■ あとは「食べ物を粗末にするな!」と思いました。飛んできた中身をあのままパクっと食べたら神だったのになぁ撻器(笑)<いや以前はそーゆーのをネタマンガとして描いてましたが、今は描かなくなってしまったので、つい感想の方にこの手のバカ妄想を混ぜて書いてしまうのですよなぁ自分(^^;;)

■ 根を同じくしながら異相である上階と下階の戦闘。だがそれを繋ぐように、思わせぶりに記されたモノローグとレオの思考…『この2人』という一言で括られたその『違和感』とやらが、具体的に何を指すものなのかはまだ分かりませんが、イメージ連鎖の作り方と引きに長けた語りの上手さには、相変わらずシビレさせられますよ。