連載分感想(264話)

■ UP時はもう木曜朝なので、今週の264話感想。
■ マルコの入力成功(パスワード変更権獲得)により、斑目さんの500億円GETが確定。
この『ちょっと長い』というパスワードが、後々の伏線になるのか否か?
■ そいや「書くものある?」と聞かれて、梶ちゃんが「カンペ(紙)なら」と言ってましたが、アレって斑目さんは紙じゃなくてペンが欲しかったんじゃないかなぁとか、ふと思ったのですが。
つーかカンペって、何の? 鹿臣やってるときの台詞とかのか?



■ さて、公僕と武器商人による『正義という大義名分の元に、信念無く隷属することが悪となる。』という啓発活動。
SAT隊長の言い分も、カールの主張も、「確かに、言ってることは理想的な正論なのだが、それは現実と摺り合わせるのが困難な極論でもあるよなぁ」と思うのですが…ただ、少なくとも作中の彼らは自説を有言実行してのけた人々なので、その台詞に込められた説得力はハンパなかったなと。
■ 対極の立場にあるふたりに共通する、『信念を貫く意志の強さ』と『他者に対する誠実さ』。それは、そんなSAT隊長(だからこそ)と真っ正面から向かい合った泉江さんにも備わっている。
『自分が何で命を燃やすか』を、自分自身で決めた彼らによる『舞台袖』での戦いもまた、タワーでの大勝負を彩る熱戦でした。
■ まぁ、カールさんのアレは能輪壱號が皮肉ったように『口八丁で煙に巻いて逃げただけ』という側面も(恐らくはカールさん自身の自覚的な戦術として)あったろうなとは思いますが。
したたかな野太さと思慮深い繊細さを持ち、狡猾な商人でありながら人情家…そんなカールさんが大好きですよ。(いや勝手な解釈ですけどもw)

■ メインの賭郎勝負と外周での戦いにも決着がつき、残すはいよいよ零號の座を賭けての號奪戦!
バッチリ金を稼ぐ気満々の能輪壱號に、イヤなおやつ(あの大乱戦の車内で、よく無事なのが残ってたなぁw)を両手にして観戦モードに入っている元密葬課課長。全くこの人たちは…好きだ!
■ そいや丈一が完全にフレームアウトしてましたが、シレっと観戦側に混じっていそうだよなぁと…妃古壱さんのストーカーだしな!(笑)

■ 一方、こちらも一仕事終えたお屋形様一行ですが、どうもノリがいつもと違うお屋形様に加え、驚愕の表情を浮かべた判事。
判事は何かに『気付いた』ような驚き方に見えますが、その対象は今目にしているモノか、あるいは思い出した何かなのか?
■ 相変わらず絶妙な引きを持ってくるなぁとやきもきさせられつつ、そのふたりと比べるともう全く一般人のようにしか見えない可哀想な南方(笑)が更にてんてこ舞いになる展開になればオモロいなぁと期待しております(<酷い…)

■ あ、それと「名残惜しいが」 「仕方ない……」のコマの描写が非常にツボでした。(警備員さんたちは無事に逃げられたでしょうかねぇ…)
それと、どさくさにまぎれてキスしてるカップル(笑)