連載分感想(270話)

■ 今週のYJ掲載『嘘喰い/270話』の感想。
■ 撻器は絶賛蘇生中で、カールは謎の人物(アイデアル関連?)から変更パスワードを教えろと脅迫され中。
■ んで、今週のメインは警視庁内の創一チームに起こった『異変』。
突如、創一の確保を命じる判事と、急な命令に混乱しつつ従う南方。そして意図不明のまま逃走を図る創一…という状況。
■ ぶっちゃけ今回は以降展開のための『種蒔き』(断片情報散布)の回なので、話そのものに関する感想は殆ど無いのですよな〜。
あ、久々大活躍な判事がとても格好良かったです! 判事にはもっとバンバン大筋に絡んで頂きたいものです。
あと誰か早く、僕らのアイドル(笑)カールさんを助けてあげて下さい。マルコ、もうひと頑張りだ!(無茶振り)



■ 以下、今回の様子から思いついた端的な推測と疑問をメモ。
・ きっかけは不明だが、創一の『中身』は今、創一ではなくなっている?
 (以下、人格交代(?)後の創一を、仮に [創一α] と呼称。)
・ 判事はその異変を察し、創一αを確保しようとしている。
・ 恐らく判事は、創一が創一αへと『人格交代する可能性を孕んでいた』こと、及びその仕組みの概要(何と交代しているか/何故交代するのか)を知っている。<「今(のお屋形様は)南方はおろか私さえも」の後に続くであろう台詞は、「分からない(知らない)だろう」?
・ 創一αは、判事&南方のことが分からない(知らない)。
 (南方の名は、直前に判事がそう呼ぶのを聞いて知った)
・ 創一αの覚醒中に、創一の人格(意識)がどうなっているのかは不明。
 (「今…一体どちらへ」という台詞から、判事にも分かっていない模様)
・ 交代直前(265話冒頭)に創一がつぶやいた(だが今回吹き出しで描かれていなかった事から察するに、心の中でつぶやいていた?)『栄羽』という人物と、人格交代との関係性は不明。
・ また、『栄羽』という人物が実在(現存)するのかも不明。
 (創一α=栄羽 の可能性/あるいは人格交代に伴い呼び起こされる更に別の人格(あるいは概念)の可能性)

■ まーこの手の穿った妄想は毎回往々にしてサクっとひっくり返されるワケですが、こーゆーのは妄想してる時が一番オモロいですよな(笑)
『逃亡者』の正体と思惑と行き先…次に語られる物語と種明かしを楽しみに、また1週間の我慢ですよ。