連載分感想(277話)

■ 今週のYJ掲載『嘘喰い/277話』の感想。
■ 蜂屋から、店長どころか店員や客にまで金をバラ撒かれ、1億円を回収出来ない(義務の履行が不可能)と悟った城道は高飛びを決意させられて情報を吐きだした。あと食べたモノもw
■ 『追い詰めた相手に、こちらが意図的に作った逃げ道を『選ばせる』形で、こちらが望む展開に誘導する』というコントロール法は、日常での交渉駆け引きに於いても割と基本ですが、馴染みの相手や状況ではなく、突発的状況かつ初対面の相手にそれをサラっとやってのける辺りが蜂屋(というよりお屋形様)の非凡さだよなと。
■ ふと、「金の受け渡しの際に各国語で礼を述べていたのが、貰った方だったら笑えるな」と思いましたが、まぁフツーに考えてアリャ蜂屋側の発言だよなと。
あと『フレッシュ祭り』というネーミングで吹きました。この状況で存外余裕のあるなぁ城道?(笑)
■ 『コーヒーフレッシュを盲牌し、選択肢に幅が出るよう選んで並べておいた』というのが城道の『仕込み』で、このままなら次の手番で城道の勝ちになるワケですが、コレをどうひっくり返すのか?
適当&単純に考えるなら、「『フレッシュ祭り』(笑)辺りの騒動に乗じ、蜂屋が机上のコーヒーフレッシュを自分の優位な数のモノにすり替え済みとかなのか?」と思いますが、この作品でそんな生チョロい展開の筈がねぇwww



■ そいやコミックスの帯にも書かれていましたが、秋にOVA付限定版コミックス発売だそうで。秋というと、いつもの刊行パターンなら9月でしょうかね。
コレの売り上げが良かったらアニメ化検討なのか、アニメ化の先駆けとしてのOVA付限定版リリースなのか?
どこが製作するのか(というかどのスタッフがやるのか)次第でしょうが、まぁ楽しみは楽しみなので、続報をお待ちしております。
■ しかし「付録だと、尺はせいぜい30分?」などと考えると、出来そうなのはプレ版の蘭子との勝負とか、枝葉を落とした『梶ちゃんの7カードスタット』とかしか思い浮かばないですな。あるいは初期の単発ネタとか。
でもソレだと今イチ盛り上がりに欠けるような…ならば著者氏描き下ろしのオリジナルネタでやってくれたら神だと思うのですが(という願望)。
■ 個人的には「いっそVシネとかで暴メインなオリジナルの『立会人外伝』みたいなのをやってくれないだろうか?」などとも思いますが(笑)<ソリャまた違う話だよな。