2004/6/1

ラヴ ラビィズ 1巻/松本英秋田書店
書店でカバー絵と、『ナマヌルい美少女マンガに萌えつきた方に贈る無秩序ギャグ』という帯文句を見て衝動買いしてしまいました(笑)
デタラメ系スキーな己の視点からすると『無秩序』と謳う程のデタラメさでもなかったのですが、『眼鏡っ娘』、『犬娘』、『巨乳系』他諸々、既存の『萌え的属性記号を持つ(あるいは持たされた)キャラ』が、他のマンガでえがかれるのとは少し違った角度からキャラクター描写&運用をされていたのが面白かったです。特に主人公な眼鏡っ娘。『傍若無人でシニカルなアグレッシブさを発揮して容赦のないツッコミをこなしながらも、かつ人間として基本的な部分がアホなので読者目線からはツッコミ所満載なキャラ』という、ガネ系少女としては異色のキャラ付け…つ〜かイロモノ。ゴイスグッジョブ!
後は犬娘なラヴちゃん萌え。正直犬にはあまり興味のない自分が萌えた、垂れ耳な犬娘さんですよ。不条理残虐理不尽系不思議的マスコットなのかと思いきや、意外と愛(ガネっ娘)を助けていたりするのがまた萌えで。中表紙の人間版にも萌え!(そして犬版のガネっ娘絵にも萌え!)
しかしある意味で一番気になるのはクイーンデアボリカ(悪の組織所属。27歳なのに、いちじるしく服飾センスを欠く大首領から恐ろしいまでに狂ったセンスのコスチュームを供せられ、ソレを着ては自身の理性と忠誠心との狭間で涙する)…こ、コレはコレで萌えるシチュエーションだなぁ!<病気っぽい発言
でもって描き下ろし外伝の佐倉ちゃん…あれだけ不遇(病んだ嗜好を持つ医師によって監禁?)であるのにもかかわらず、『薄幸の美少女関東ランキングでは22位』というのは…しかも『関東』の22位だし…全国レベルの1位はいかほどの薄幸さなのかと想像すると、恐ろしいやら涙が出るやら(T▽T)